コロナショックは米国株100年チャートで売りシグナル?【長期投資家はどうする?】

コロナショックは米国株100年チャートで売りシグナル?【長期投資向け】

株価が落ちたら買いたいとずっと思ってたけど、コロナショックで米国株は大丈夫かな?今買ってもいいのかな?と思っていますよね。結論から言うと、米国株の長期チャートでは強い売りシグナルが出てます。だから今すぐに米国株に全額投資するのは危険と判断しました。どんな売りシグナルが出てるのか?専業投資家のサンチャゴはどう行動するのか?を詳しく解説します。

目次

コロナショックは米国株100年チャートで売りシグナル?【長期投資向け】

コロナショックは米国株100年チャートで売りシグナル?【長期投資向け】

コロナショックで2020年の2月、3月は大暴落の月となっています。(2020年3月14日現在)

この下落は、ロスチャイルド家やロックフェラー家のような超大口投資家が見ているであろう長期チャートではどのように映っているのでしょうか。

これはダウジョーンズ工業株平均の1915年以降のチャートです。

コロナショックは米国株100年チャートで売りシグナル?【長期投資向け】1

(画像は https://www.macrotrends.net/1319/dow-jones-100-year-historical-chart)

上昇トレンドですね。

こうやって100年規模のチャートで見ると、コロナショックの下げは、(まだ今のところは)いたって普通の下落にしか見えないことに驚きます。

今の株価の位置(一番右上)はテクニカル分析的にはどのような位置になるのでしょうか。

トレンドチャネルラインを引いてみました。

コロナショックは米国株100年チャートで売りシグナル?【長期投資向け】2

株というのは基本的に、長期的には上昇トレンドになりますが、一直線に進むのではなく、上げ下げのうねりを作りながらトレンドチャネルになります。

赤の2本の右上がりのトレンドラインを見てください。上のトレンドラインと下のトレンドラインの間をうねるようにして進んでいます。

下のトレンドラインはサポートラインとして、上のトレンドラインは抵抗線としてはたらくと考えられます。

コロナショックが起きる前の上昇は、ちょうどトレンドチャネルの上ラインを少し上に抜けた位置にありました。

つまり、コロナショックが起きる直前から直後の値動きは、100年規模のチャートでは売られやすい位置でオーバーシュート(行き過ぎ)が起き、そこから急激に下げてきたということが分かります。

もし、今後100年も米国株がこのトレンドチャネルに従って動いていくなら、そろそろ下げ始めて、少なくとも2本のトレンドラインの中間の位置に引いたグレーの点線ぐらいまでは下げても、何もおかしくないと言えそうです。ちなみに、リーマンショックの時はこの真ん中ラインまで下げています。

 

月足チャートでは明確な売りシグナルが…

次に、もう少しズームアップして米国株平均(ダウ・ジョーンズ工業株平均)の月足チャートを見てみましょう。

コロナショックは米国株100年チャートで売りシグナル?【長期投資向け】

米国株の月足ではとてつもなく明確で強い売りシグナルが出ていました。

売りの含み線(エングルフィン・バー)です。しかも、直近の7本もの月足をすっぽりと含んでしまうほどに巨大な含み線です。

さらに、この7本の月足は、その前に意識されていた高値のラインを上にブレークアウトした後の7本です。

つまり、こういうことです。

2019年の後半、株式市場全体が高値圏でさらに上にブレークアウトしてイケイケモードで浮かれていた7か月分の値動きを、2020年2月のたった1本の月足で帳消しにしたということです。

そしてさらに、その売りシグナルから株価の下落が継続しています。

これはとてつもなく強力な売りシグナルということになります。

米国株はこれからどうなるのか

月足で強力な売りシグナルが出たのであれば、月足を見て投資している長期投資やトレーダーは売ってくるでしょう。これだけ明確で強い売りシグナルですから、たくさんの売りが出てくることは確かだと思います。

このまま一直線には下げないとしても、抵抗線に当たるたびに売りが出てくると思います。

売りの勢力がたくさんいるからです。

  • 買い持ちしていて含み損を抱えてしまった人のやれやれ売り
  • 売りシグナルを見て戻り売りを狙う新規の空売り
  • 3月12日の安値付近で株を変えた人の利食い(買いの利食いは売り)

このように、買いよりも売りの方が勢力が強くなりそうなので、公的な資金がいくら買っても、降ってくる売りを全部吸収することは難しいのではないかと思います。(

専業投資家の僕はどうするか

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僕がどうするのか、結論から言うと、

「まだ米国株は下げるだろうけど、少しずつ買っていく」です。

僕は余剰資金の30%ぐらいを米国株&世界株ETFに投入しました。(2020年3月14日現在)

ここまで読んでくれた方は、僕がこれから米国株のショートをすると思ったかもしれません。

確かに、先ほどの分析が日足や15分足の分析なら、僕は迷わず空売りボタンを押します。

でも長期投資となると、全然違う行動をとります。

米国株や世界株の各種ETFを高値から15%OFFの位置から分割して買いを進めていて、すでに長期投資資金の30%程度を投入しています。

なぜ売りシグナルが出ているのに買うのか?

これは長期投資であること、そして僕には未来を100%見通す能力が無いからです。

まず、長期投資で空売りはしません。株を借りている相手に配当金の分を支払うことになりますからね。

じゃ、なぜ今買うかというと…

長期投資の場合、短期トレードと違い、エントリーを逃すという間違いは許されないからです。

短期トレードではチャンスは毎週何度もやってきてくれます。しかし長期投資の場合、バーゲン価格で買えるチャンスは数年に一度しか来ません。

もし、(あり得そうにもないですが)来週から株価が反転して高値を更新していくような流れになり、またあと数年株が上げ続けることになれば、今回の暴落で何も買わなかったミスを許されません。

ですから、今回の下落の底がどこになるかは分からないけれど、(そしてもっと下げると思っているけれど)長期投資戦略においては、ある程度下げたら必ず買い始めることに決めています。

もし買うのが早すぎたとしても、30年ぐらい持ち続ける覚悟の長期投資なら問題はありません。

もしこれが本当にリセッション(景気後退)の始まりなら、少なくとも数年は株価が安い状態が続くでしょう。

そうなれば、その間に得られる配当収入や、僕の本業である短期トレードの収益を使って安値で買い増しを続ければよいだけです。会社のお勤めの方なら、毎月のお給料から一定額を拠出して安値圏の株を買い続けることができるでしょう。

ただ、今すぐに全資金を株にオールインするとなると…それはまずい気がします。

他のトレーダーが投げ売りしている時に買うのは最高の投資タイミングです。しかし自分よりももう一段上の長期的な読みを見誤ると、次はあなたが投げ売りする羽目になるかもしれません。

今回のケースだと、まだまだ下げる可能性を十分に考慮して、暴落した日に分割して買っていくのがベターだと思います。

何が正解なのかは、誰にもわかりません。自分の頭で考えて、納得できる方法で慎重に投資していきたいと思います。

コロナショックは米国株100年チャートで売りシグナル?【長期投資家はどうする?】まとめ

  • コロナショックは米国株100年チャートで売りシグナル?のまとめ
  • 米国株の位置を100年レベルで分析するとトレンドチャネル上ラインに当たって反転したところ
  • 月足で強力な売りシグナルが出ていて、フォローがついている(下落が継続)
  • 米国株はまだ下げると考えるのが普通と考えられる
  • でもサンチャゴは米国株を少しずつ買い始めている

以上で、コロナショックは米国株100年チャートで売りシグナルになっている件の解説を終わります。

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この記事を書いた人

株のスイングトレードを中心に、FXや先物もトレードします。
基本は裁量トレーダーですが、高いバックテストの能力を持っており、システムトレードの良い部分はどんどん取り入れていってます。
複数の戦略ポートフォリオを運用し、市場平均を上回るリターンを市場平均よりも小さなドローダウンで実現するのが僕の仕事です。
AmazonKindleで2冊のベストセラー電子書籍を持つ「プロになるためのデイトレード入門」「日本一即戦力なFX講座」

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