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決算コール分析
僕が待っていた発表は、最後まで出てきませんでした【スカラスティック(SCHL)2026年6〜8月期決算】
この秋、予定表がぎっしり埋まっている児童書の会社があります。 10月に『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のフルカラー挿絵版。11月に、世界で7,000万部を超えた児童書シリーズ『ドッグマン』の新刊。同じ11月に『ハンガー・ゲーム』の新しい映画。そし... -
決算コール分析
僕は少し身構えました。社長の「強い」が「堅実」に変わった3ヶ月【プログレス・ソフトウェア(PRGS)2026年6〜8月期決算】
3ヶ月前、この会社はNVIDIAの名前を出して胸を張っていました。今回の決算説明会では、その名前が一度も出てきません。 代わりに出てきたのは、別のソフト会社の事業を4億ドルで買い取った、という話です。 プログレス・ソフトウェアは、企業の裏側で動く... -
決算コール分析
僕がいちばん気になったのは、大型買収の発表ではなく、消えた言葉でした【AAR(AIR)2026年6〜8月期決算】
飛行機は、あまり飛ばなかった年でも、決まった時期が来れば整備に出さなければなりません。 その「必ず来る整備」を請け負う会社を、アメリカの航空部品の会社が、支配権ごと買いにいきました。会社の売上が一度に3割増える規模の買収です。買い手は、航... -
決算コール分析
売上6割増を素直に喜べなかったのは、処方の件数が年に1回しか出なくなったからです【ケストラ・メディカル(KMTS)2026年5〜7月期決算】
体に着ける「電気ショックの装置」をレンタルしている、小さな医療機器の会社があります。 この3ヶ月の売上は前年より6割増えました。粗利率は11四半期続けて上がり、会社は長期の目標まで引き上げました。数字だけ並べれば、文句のつけようがない決算です... -
決算コール分析
僕が気になったのは、社長が自分からは「続く」と言わなかったことでした【トラベラーズ(TRV)2026年7〜9月期決算】
決算の数字は、ほとんど文句のつけようがありませんでした。保険の本業は9四半期続けて高い利益率を保ち、運用の収益は四半期として初めて9億ドルを超えています。 それでも、質疑応答で最初に質問したアナリストが聞いたのは、数字のことではありませんで... -
決算コール分析
僕は二度読み返しました。名指しで聞かれた自社株買いだけ、答えがなかったからです【ベイル・リゾーツ(MTN)2026年5〜7月期決算】
雪が降らなかった冬の後始末を、スキー場の会社がどう語るか。今回はそれを読みました。 会社はベイル・リゾーツ。コロラドのベイルをはじめ、北米やオーストラリアのスキー場を自社で持って運営し、「エピック・パス」というシーズンパスを売っている会社... -
決算コール分析
僕が引っかかったのは、売上の数字ではなく「想定どおり」の一言でした【ダーデン・レストランツ(DRI)2026年6〜8月期決算】
アメリカに旅行したことがある人なら、オリーブ・ガーデンの看板を一度は見たことがあると思います。スープとサラダとパンスティックが食べ放題の、郊外のイタリアン・レストランです。 そのオリーブ・ガーデンを中心に、ステーキのロングホーン・ステーキ... -
決算コール分析
僕がいちばん引っかかったのは、売上ではなく「いつ」が消えたことでした【スティッチ・フィックス(SFIX)2026年5〜7月期決算】
体型が変わって、服を一から買い直す人がアメリカで増えています。肥満症の治療にも使われるようになった薬、GLP-1の広がりが背景にあります。 💡GLP-1=もともと糖尿病の治療に使われてきた薬の種類。体重が大きく減ることがあるため、肥満症の治... -
決算コール分析
僕が気になったのは、4割増えた取扱高ではなく、言わなくなった4つのことでした【TDシネックス(SNX)2026年6〜8月期決算】
AIのデータセンターが建つとき、半導体の会社の名前はよく出てきます。でも、そのサーバーをラックに組み上げ、部品を集め、世界中の販売店に卸している会社の名前は、ほとんど出てきません。 その裏方の1社が、TDシネックスです。今回の四半期、扱った金... -
決算コール分析
僕がいちばん引っかかったのは、3ヶ月前の「第一の防衛線」が消えたことでした【コナグラ・ブランズ(CAG)2026年6〜8月期決算】
アメリカのスーパーの冷凍食品の棚で、いま静かな実験が始まっています。 冷凍のお弁当やピザが、値上げされたばかりなんです。値札が上がった後も、お客さんは同じだけカゴに入れてくれるのか。その答えに、1社の今期が大きく懸かっています。 コナグラ・...