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決算コール分析
僕が気になったのは、社長が自分からは「続く」と言わなかったことでした【トラベラーズ(TRV)2026年7〜9月期決算】
決算の数字は、ほとんど文句のつけようがありませんでした。保険の本業は9四半期続けて高い利益率を保ち、運用の収益は四半期として初めて9億ドルを超えています。 それでも、質疑応答で最初に質問したアナリストが聞いたのは、数字のことではありませんで... -
決算コール分析
僕は二度読み返しました。名指しで聞かれた自社株買いだけ、答えがなかったからです【ベイル・リゾーツ(MTN)2026年5〜7月期決算】
雪が降らなかった冬の後始末を、スキー場の会社がどう語るか。今回はそれを読みました。 会社はベイル・リゾーツ。コロラドのベイルをはじめ、北米やオーストラリアのスキー場を自社で持って運営し、「エピック・パス」というシーズンパスを売っている会社... -
決算コール分析
僕が引っかかったのは、売上の数字ではなく「想定どおり」の一言でした【ダーデン・レストランツ(DRI)2026年6〜8月期決算】
アメリカに旅行したことがある人なら、オリーブ・ガーデンの看板を一度は見たことがあると思います。スープとサラダとパンスティックが食べ放題の、郊外のイタリアン・レストランです。 そのオリーブ・ガーデンを中心に、ステーキのロングホーン・ステーキ... -
決算コール分析
僕がいちばん引っかかったのは、売上ではなく「いつ」が消えたことでした【スティッチ・フィックス(SFIX)2026年5〜7月期決算】
体型が変わって、服を一から買い直す人がアメリカで増えています。肥満症の治療にも使われるようになった薬、GLP-1の広がりが背景にあります。 💡GLP-1=もともと糖尿病の治療に使われてきた薬の種類。体重が大きく減ることがあるため、肥満症の治... -
決算コール分析
僕が気になったのは、4割増えた取扱高ではなく、言わなくなった4つのことでした【TDシネックス(SNX)2026年6〜8月期決算】
AIのデータセンターが建つとき、半導体の会社の名前はよく出てきます。でも、そのサーバーをラックに組み上げ、部品を集め、世界中の販売店に卸している会社の名前は、ほとんど出てきません。 その裏方の1社が、TDシネックスです。今回の四半期、扱った金... -
決算コール分析
僕がいちばん引っかかったのは、3ヶ月前の「第一の防衛線」が消えたことでした【コナグラ・ブランズ(CAG)2026年6〜8月期決算】
アメリカのスーパーの冷凍食品の棚で、いま静かな実験が始まっています。 冷凍のお弁当やピザが、値上げされたばかりなんです。値札が上がった後も、お客さんは同じだけカゴに入れてくれるのか。その答えに、1社の今期が大きく懸かっています。 コナグラ・... -
決算コール分析
僕が楽しみにしていた数字が、今回の決算から消えていました【コンセントリックス(CNXC)2026年6〜8月期決算】
AIに仕事を奪われる側だと言われてきた業界に、AIで自分の売上を削っている会社があります。 大企業のお客様窓口を丸ごと請け負っている、コンセントリックスです。この会社は今回、「売上の半分が、この3年で新しく作った事業になった」と発表しました。... -
決算コール分析
過去最大の四半期だったのに、僕がいちばん知りたい数字は出てきませんでした【ファクトセット(FDS)2026年6〜8月期決算】
AIが賢くなると、金融データを売る会社は要らなくなるのか。今回の決算説明会でも、アナリストが形を変えて何度もこの問いを投げていました。 その真ん中にいる会社の決算を読みました。世界中の運用会社や投資銀行に、株や債券のデータと、それを分析する... -
決算コール分析
秋には上向くと3ヶ月前に聞いていた僕は、少し寒くなりました。卵の底がいつか、社長が言わなくなったからです【カルメイン・フーズ(CALM)2026年6〜8月期決算】
アメリカで、卵が余っています。 日本でも2023年に、鳥インフルエンザで卵が品薄になり、値段が大きく上がったことがありました。アメリカでも同じことが起き、そのあいだ卵の会社は大きく儲けました。そして今、その逆回転が来ています。 その真ん中にい... -
決算コール分析
既存店13%増に喜びかけたら、CFO本人が半分はFTCの追い風だと認めました【カーマックス(KMX)2026年6〜8月期決算】
派手な数字が出た決算でした。既存店の販売台数は、前の四半期がマイナスだったのに、今回はプラス13%。1株利益は81%増。 ふつうなら「復活した」と書く場面です。 でも、その日の最初の質問に答えたCFOが、自分から水を差しました。 カーマックス(CarMax...