ドル円はいろいろな要素が絡まりあって複雑です。中途半端な位置でのトレードは避けて、よっぽど有利な価格でエントリーできるなら入るといった感じにします。
日曜にFRBが緊急利下げを行いゼロ金利にしました。
それで朝からドルが売られてドル円はギャップダウンして始まりましたが、ギャップを閉じようとしています。
この後すぐ日銀も緊急の会合を開いて何らかの金融政策をやってくる模様です。
世界中が利下げかQEを限界までやることが織り込み済みになりつつあるのだと思います。
コロナウィルスのリスクオフの流れはまだ続くと思われるので、円が安くなったら買っておきたいというのはあります。
しかしどの通貨を売って円を買うかです。
米ドルはファンダメンタルが一番強いですし、実際テクニカルでも強くなっています。それに日曜の緊急利下げによる売られ方も控えめなように思えます。ですので米ドルは積極的には売りたくないです。
FRBが日曜に緊急利下げをしたので、朝から米ドルがギャップダウンで始まった。
でも速攻でギャップを閉じた。
このあと世界中がMAX利下げやQEで追従することが織り込まれてきているのだと思う。
この後、各国が利下げやQEを発表していく中で、長期的には米ドルがますます強くなっていきそうな予感。 pic.twitter.com/y2ylumc4DE
— サンチャゴ@システムトレードと投資で自由に生きる (@TraderSantiago) March 16, 2020
リスクオフで円を買うなら、強くなる要素が少ないポンド円やユーロ円を売るほうが良いと思います。GBPやEURは、各国中央銀行の連鎖的利下げが収まった後、弱くなっていく要素が多いと思いますので。
ドル円が大きく下げたら買う
米ドルは基本スルーしますが、大きくドル円が下げて101円ぐらいにあるサポートエリアまで下げてきたら、日銀の介入を期待して買いを狙うと思います。
コロナウィルスの感染者数の増加など、リスクオフの雰囲気がまた強まって大きく下げる展開もあると思います。
その時は、101円~100円ぐらいにあるサポートエリアで買いを狙う予定です。
円高を嫌う日銀の介入を期待するのと、ファンダメンタルが強い米ドルを買うという意味合いです。
今週のドル円は、それ以外のシナリオではトレードしないかなと思います。何が起きるか分からないですけどね。