CADJPYはセンチメント(リスクオン/リスクオフ)の目安として注目される傾向があります。調整波動の目標価格に到達した今、ここで反転して下げるか?に注目が集まります。もし下げるなら、株式市場なども下降トレンドが再開すると思われます。もし下げないなら、今の上昇は本格的な上昇が始まったと広く認識されると思われます。
CADJPY(カナダ円)のコロナショック以降の調整波動が目標価格に到達
コロナショックの下落で付けた安値以降の値動きが調整波動だった場合、調整の目標価格に到達しました。(画像の紫に塗ったエリア。)
波動Cの値幅は波動Aの値幅の1倍~1.23倍になることが多いという、エリオット波動&フィボナッチのルールです。
ですから、79.5円~80.5円あたりが波動Cの目標価格としては一番あり得そうな価格帯です。
このエリアでは売りが出てくることが予想されます。ヘッジファンドなどの機関投資家の中にはエリオット波動を使って分析している人が非常に多いですから、注目されていることだけは確かです。
もしここで反転して本格的に下げないなら、これはかなり強いぞ!ということになります。CADJPYだけが強いという意味だけではなく、リスクオンの傾向が非常に強いということにもなります。それはつまり、株がここからさらに上げるか下げるか?にも大きく影響してくるとうことにもなります。
その目安としては…
波動Cが波動Aの1.618倍を超える値(82.37円)超えていくようだと、これはもはや調整波動ではなく、インパルス波動(衝撃波)と考えることができます。
どっちなのか?
それはわかりません。
ただ、僕はこの価格帯でショートのプライスアクションEAを走らせるつもりです。
もしこれが長期的な下降トレンドの中の調整だとしたら、とても良い価格でのショートポジションとなりますので、賭けてみる価値があると思うのです。
とはいえ、短期的な上昇は強いので、しっかりとプライスアクションの売りシグナルを待ってエントリーします。
こういったケースではプライスアクションEA&インジケーターを使うと便利です。