こんにちは、サンチャゴです。サンチャゴ流のエリオット波動理論を使った金(ゴールド)の予想、というか今の状況の解説です。僕は金をロングしています。全資産の20%ぐらいが金のロングポジションです。もしまだ波動4が終わっていなくてストップ狩りになるとしたら、さらに買いポジを膨らませる予定です。僕のポジションはいいとして、今の状況を見てみましょう。
もくじ
エリオット波動で金を予想 動画で解説
金の長期的なエリオット波動分析(週足)
まずは週足、長期的にもかなり良い感じの上昇トレンドにあるのが分かります。
1979年辺りに付けた高値を波動1、1999年辺りの安値を波動2としました。
波動3としては、2011年辺りに付けていた高値の所を波動3とするのが普通かと思いますが、僕はもっともっと上の値段を波動3としました。画像では紫、画像の右上の所にある(Ⅲ)の所が波動3です。
かなりアグレッシブなカウントです。インフレがかなり加速する流れになるとそこまでの上昇があり得ると思ってこのようなカウントにしました。
その一番大きなサイクルは波動3の上昇の真っ最中であり、そのなかの一つ下の次元のサイクル(黒のサイクル)も波動3の真っ最中、そしてそのまた下の青のサイクルも波動3の真っ最中です。
そしてその中の黄色のサイクルで波動4が終わり、今から波動5が始まるかな?それともまだ波動4が続くかな?というのが今の争点となります。
金(ゴールド)の日足のエリオット波動分析
先ず一つ目は、すでに黄色のサイクルで波動4の修正波が終わり、波動5の上昇が始まったという考え方です。
WXYの修正波である波動4が終わり、素直に波動5が始まってくれるパターンです。こうなったらいいなと思います。
そして僕はロングポジションを建てています。(キャッシュポジションへのヘッジも兼ねた長期ポジションですが)
金(ゴールド)まだ波動4が終わっていない。ストップ狩りが起きるパターンも十分あり得る
もう一つは、黄色の波動4はまだ終わっておらず、もっと下がるという読みもあります。
なぜそんなことが言えるかというと、この画像からもわかるように、のピンクの塗りつぶしの辺りに安値がきれいに揃ってしまっており、その下に売りストップ(買いポジの損切り)が大量にたまっていると思われるからです。
もし金のプライスをある程度コントロールできるようなシンジケート団的な存在がいるとしたら、このストップは美味しいですよね。↑の画像のピンクに塗っている価格よりも下に価格を落とし、売りストップを全部狩り、その成り行き売り注文を吸収する形で買いポジを安く仕入れようとするかもしれません。
とはいえ、僕はひとまずすでに波動4が終わったシナリオに沿って、買いポジをたんまりと立てています。(どうせストップを入れないので気楽なもんです)
もしストップ狩りが行われて波動4がもっと下にずれ込む状況になれば、安い値段でもっとたくさんの金を仕入れる予定です。
エリオット波動的な金の状況はそんな感じです。