• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • Skip to primary sidebar
  • ホーム
  • このサイトについて
  • 著者について

戦略的な投資家

FXや株の投資戦略を追求するサイト

  • コース一覧
  • メカニカルな
    裁量トレード
  • バックテスト結果まとめ
  • システムトレード
  • 値動きの特徴
    アノマリー/時間帯
  • プライスアクション
    攻略の完全マップ
    • 初心者向けのプライスアクション講座 はじめに~目次
    • プライスアクション完全マップ【裁量トレードから自動売買まで】
    • デイトレードとスキャル
  • FX完全マップ
    • FXの予想
    • マクロファンダ
    • MT4のすべて
    • インジケーター
    • エリオット波動
    • エリオット波動完全マップ
  • 株式投資
    • 株の暴落を攻略する方法
    • コロナショックの暴落は投資チャンス【具体的な銘柄/ETF選びとタイミング】
You are here: Home / FX / FXの証拠金の仕組みと便利なツール

FXの証拠金の仕組みと便利なツール

By サンチャゴ | 更新日 2019年8月8日

FXの証拠金について初心者向けに分かりやすく解説します。FXでは証拠金という言葉がたくさん出てきます。図解で分かりやすく解説しますのでしっかりと理解しましょう。レバレッジと証拠金の関係をシミュレーションするスプレッドシートも役に立ちますのでどうぞ。

図解!証拠金の例 負けトレードの場合

まず、FX口座に5万円を入金して、残高が5万円の状態になっているところからスタートです。

ここでドル円を0.1ロット、つまり1万通貨買います。

証拠金の説明

レバレッジが100倍の業者なので、必要な証拠金は総額の1%、10,864円です。FX業者が残りの1,075,536円を貸してくれます。

レバレッジ100倍の業者であれば、取引金額の1%が必要証拠金として確保されます。

口座残高の5万円から、必要証拠金を引いた39,136円は、余っている証拠金ということで、余剰証拠金となります。余剰証拠金は他のポジションを建てるのに使うことができます。

余剰証拠金と、必要証拠金を足した金額を、有効証拠金といいます。

有効証拠金

ではこのポジションが含み損になるとどうなるでしょうか?

2万円の含み損になりました。

証拠金の説明

すろと、余剰証拠金が2万円減り、19,136円になります。

他のポジションを建てることができる余剰証拠金が少なくなってしまったということです。

この時点で、口座残高としてはまだ5万円になっています。含み損はまだ確定していないので、口座残高としてはまだ5万円のままなんですね。

しかし有効証拠金は、必要証拠金+余剰証拠金の金額なので、3万円になります。

さらに含み損が増えて、マイナス3万円となりました。

証拠金の説明

この時点で有効証拠金は2万円となります。

余剰証拠金がたった9,136円になってしまいました。

ここからさらに含み損が増えるとどうなるでしょうか?

強制ロスカットになってしまいます。

強制ロスカット

強制ロスカットとは、FX業者が強制的に全てのポジションを成行で決済して損切りすることです。

ようするにですね、

「あなたはかなり負けが込んでいます。余剰証拠金がゼロになり、必要証拠金しか無い状態なので、強制的に決済しますよ」

ということで、余剰証拠金がゼロになった時点で、強制ロスカットになってしまいます。

この時点で、未確定の含み損だった損失が、確定した現実の損失になります。そして口座残高は、必要証拠金の10864円前後が残るのみとなります。

緩衝地帯

FX業者側からすると、貸している1,075,536円が回収できなくなったら困るので、すぐに決済して貸しているお金を引き上げたいということです。

必要証拠金は貸しているお金に影響が出ないようにするための緩衝地帯みたいなものです。

実際、ものすごいスピードの値動きで下がってしまう場合、必要証拠金の10,864円の緩衝地帯も無くなってしまって、貸している1,075,536円にも影響が出るケースも考えられます。

FX業者が貸してくれているお金にも負けの影響が出てしまった場合に、業者かトレーダーのどちらが負担するかは業者によってルールが異なりますので、あらかじめ確認しておく必要があります。

強制ロスカットのタイミングは余剰証拠金が全部なくなったタイミングだったり、余剰証拠金の80%が無くなったタイミングだったりと、業者によって異なります。これもあらかじめ確認しておくことをお勧めします。

 

証拠金の例 勝ちトレードの場合

これまでは負けるケースを解説しましたが、ここからは利益が出る場合の証拠金の動きも解説しておきます。

では、ポジションを建てた状態に戻ります。

証拠金 利益が出る場合

レバレッジ100倍の業者でドル円を0.1ロット買って、必要証拠金と余剰証拠金がこのようになっています。

ここから、今回は含み益になっていきます。
ドル円は上がり、1万円の含み益となり、余剰証拠金が49,136円になりました。

含み益 証拠金

含み益になった分は余剰証拠金が増えていきます。
まだ利食いしていないので、口座残高は最初の5万円のままです。
余剰証拠金が増えているので、増えた分はさらに他のポジションを建てるのに使うことができます。

さらにドル円は上がって含み益が増え、ついに利食い目標に到達します。

利食い到達 証拠金

利食いしてポジションをクローズすると、借りていた資金は返金して、口座残高が利食いした2万円増え、元々は残高5万円だった口座の残高は7万円になります。

利食い後 口座

凄いですよね。FX業者から99%のお金を借りて儲けた2万円ですが、そのすべてを自分の物にすることができるということですから。

これがレバレッジの凄さです。

レバレッジの欠点

もちろんレバレッジには欠点もあります。

レバレッジを使うということは、全ての金額が大きくなります。

虫眼鏡

虫眼鏡みたいなものです。

建てることができるポジションのサイズが大きくなり、利益の金額が大きくなりますが、それと同時に、もし負けた時の損失の金額も大きくなります。

大きなレバレッジでトレードすると、運が良ければ短期間で口座を数倍にすることが可能ですが、ちょっとした負けであっという間に口座の余剰証拠金が底をついてしまうこともあります。

どれぐらいすぐなのか、スプレッドシートでシミュレーションしてみましょう。

レバレンジシミュレーション

 

この表は、レバレッジの倍数によって、有効証拠金をいっぱいいっぱいに使って売買した場合に、何%の含み損で強制ロスカットになるのかをシミュレーションするためのものです。

まず、例えば、レバレッジ500倍の業者でトレードするとします。

レバレッジの欄に500と入力します。

何%の含み損で強制ロスカットになるかが表示されます。レバレッジが500倍なら、0.2%の含み損で強制ロスカットになります。

レバレッジがが500倍だと、5万円の口座残高で、だいたい2500万円のポジションを建てることができます。

2500万円をいっぱいいっぱい使いきってポジションを建てた場合、0.2%の含み損が出ただけで強制ロスカットになってしまい、口座残高がほぼゼロになって退場になるということです。

0.2%というとドル円だとだいたい20ピップス程度逆行しただけで強制ロスカットになるということです。

ここまでレバレッジを上げると怖いですね。

レバレッジが20倍にすると、5%まで余裕が出てきます。5%というと、ドル円だと500Pips程度です。

このように、レバレッジの倍数が大きくなると、ちょっとした逆行で強制ロスカットにかかってしまいますので、注意が必要です。

この表を使って一度レバレッジのシミュレーションしてみることをお勧めします。

レバレッジと証拠金のGoogleスプレッドシートはこちら

以上で、証拠金とレバレッジについての解説を終わります。

 

ブログランキングの1位を目指してます!

記事がお役に立てたなら↓のボタンを1回ずつクリックお願いします。

人気ブログランキング
人気ブログランキング

にほんブログ村 為替ブログ システムトレード 自作EA派へ
にほんブログ村

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このブログは投資やトレードのかなり深い内容をお伝えしていますので、一通り読んでいただければ、相当な力がつきます。

ただ記事数がとても多いので、全て読むのは大変かもしれません。

無料メール講座では、「現実的な聖杯」を作るために必要なノウハウや情報をメールで分かりやすく発信しております。

メール講座の読者様は全市場の季節性アノマリーチャートをプレゼントしております。

Filed Under: FX Tagged With: シミュレーション, レバレッジ, 証拠金

FX攻略コース

FX完全マップ【基礎から実践的ノウハウまで】

「FXをマスターしたい!」そんなあなたのために、当サイトで公開しているFXの真実のすべてをここにまとめ … [もっと読む] about FX完全マップ【基礎から実践的ノウハウまで】

INDI株(自動運転テーマ株)が支持線で含み線の陽線且つ短期的な比較分析の強さ

自動運転のテーマ株に試し玉~インディ・セミコンダクター(INDI)【裁量トレードネタ】

トランプ大統領により米国の黄金時代が来る!という声も聞こえてきます。そんななか僕たち投資家は、どの銘柄が次の大きな成長を遂げるかを虎視眈々と狙ってます。 自動車産業は今、大きな変革の波に直面しており、特に自動運転技術が注 […]

米国株のバックテスト 連続上げvs連続下げ

米国株のバックテスト 連続した上昇 vs 連続した下落

米国株は、日足が連続して上昇した後に買うのが有利でしょうか?それとも連続して下げた後に買うのが有利でしょうか? S&P500採用銘柄全銘柄の過去35年間のデータを使って徹底的にバックテストしました。 結論から言うと、米国 […]

短期移動平均線のデッドクロスとゴールデンクロスの買いをバックテスト

米国株のバックテスト スイングトレードなら移動平均線のデッドクロスで買う方が勝ちやすい

米国株のバックテストの続きです。 今回は、日足の終値と短期移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロスでの買いをバックテストしました。 通常はゴールデンクロスは買い、デッドクロスはショートのシグナルなのですが、今回はどちら […]

米国株のバックテスト X日高値安値抜けと200日移動平均線【ドンチャンチャネル】

米国株のバックテスト、今回はX日間の高値か安値を抜けたら買う。そして一定期間保有してエグジットする、というのをテストしたいと思います。 いわゆる、ドンチャンチャネルブレイクアウト手法のバックテストということになりますが、 […]

200日移動平均線の下で推移中にRSIの買われすぎと売られすぎ

米国株のバックテスト~RSIの優位性はナスダック100銘柄でも通用するか?

先日行った米国株(S&P500採用銘柄)でのRSIの買われすぎ/売られすぎの傾向は、ナスダック100採用銘柄でも同じなのかを追加でバックテストしました。 結論から言うと、ナスダック100においても、S&P […]

200日移動平均線とRSIを組み合わせてバックテスト

米国株のバックテスト RSIと200日移動平均線の組合せ

米国株をRSIを使ってバックテストする企画の続きです。今回はRSIの買われすぎと売られすぎに200日移動平均線を追加してバックテストしてみます。 まずは結論から。 200日移動平均線の上で推移している場合、RSIの売られ […]

About サンチャゴ

株のスイングトレードを中心に、FXや先物もトレードします。
基本は裁量トレーダーですが、高いバックテストの能力を持っており、システムトレードの良い部分はどんどん取り入れていってます。
複数の戦略ポートフォリオを運用し、市場平均を上回るリターンを市場平均よりも小さなドローダウンで実現するのが僕の仕事です。
AmazonKindleで2冊のベストセラー電子書籍を持つ「プロになるためのデイトレード入門」「日本一即戦力なFX講座」

Primary Sidebar

株のスイングトレードを中心に、FXや先物もトレードします。
基本は裁量トレーダーですが、高いバックテストの能力を持っており、システムトレードの良い部分はどんどん取り入れていってます。
複数の戦略ポートフォリオを運用し、市場平均を上回るリターンを市場平均よりも小さなドローダウンで実現するのが僕の仕事です。
AmazonKindleで2冊のベストセラー電子書籍を持つ「プロになるためのデイトレード入門」「日本一即戦力なFX講座」 詳しくは...

自動売買に関する凄いブログのリスト↓

人気ブログランキング
人気ブログランキング

にほんブログ村 為替ブログ システムトレード 自作EA派へ
にほんブログ村

カテゴリー

  • AUDUSD(オージードル)予想
  • CHFJPY(スイスフラン円)予想
  • Easylanguage
  • EURJPY(ユーロ円)予想
  • EURUSD(ユーロドル)予想
  • FX
  • FX為替の予想
  • GBPJPY(ポンド円)予想
  • GBPUSD(ポンドドル)予想
  • MT4
  • NZDJPY(NZドル円)予想
  • Trend-Follow
  • USDJPY(ドル円)予想
  • XAUUSD(ゴールド)予想
  • ご質問と回答
  • アノマリー
  • インジケーター
  • エリオット波動
  • システムトレード
  • ビットコイン予想
  • ファンダメンタルズ
  • プライスアクション
  • レラティブストレングス
  • 投資
  • 日経平均
  • 株トレード
  • 株価予想
  • 株式投資
  • 現実的な聖杯
  • 移動平均線
  • 米国株
  • 自動売買

Copyright © 2019 戦略的な投資家 | 免責事項