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株の移動平均線ゴールデンクロスを勝ちやすくするコツ 全銘柄でバックテスト

By サンチャゴ | 更新日 2019年12月13日

東証の株で移動平均線を使ったドテン売買は勝てるのでしょうか?全銘柄過去30年間のデータでバックテストしました。「移動平均線を使って一儲け!」を行動に移す前に私が全銘柄のバックテストで見つけたダマし回避のコツを習得してからにしましょう。

株の移動平均線ゴールデンクロスは勝てるか

もくじ

  • 株式市場で移動平均線のゴールデンクロスは勝てるか?
  • 株で移動平均線を使ったドテン手法をバックテストした結果…
    • 検証方法の詳細
    • 5本移動平均線と25本移動平均線のクロス(ドテン売買)
    • 25本移動平均線と75本移動平均線のクロス(ドテン売買)
    • 75本移動平均線と200本移動平均線のクロス(ドテン売買)
    • 1本移動平均線と200本移動平均線のクロス(ドテン売買)
    • 1本移動平均線と200本移動平均線のクロス(ドテン売買)【ダマし回避の仕組みを導入版】←すごい上手くいきます!
    • 買いのパフォーマンスが良い理由 やっぱりそういうことか!
  • 株の移動平均線ゴールデンクロスとデッドクロス まとめ

株式市場で移動平均線のゴールデンクロスは勝てるか?

移動平均線クロスはテクニカル指標を使った売買手法としてとても有名ですが、実際にこの手法を繰り返した場合、本当に勝てるのでしょうか?

FX市場においてはこの手法は勝てないことは確認済みです。しかし株式市場はどうなのか?という疑問が残ります。そこで、過去30年間の東証株銘柄の日足データを使って移動平均線のドテン手法を徹底的にバックテストしました。

株で移動平均線を使ったドテン手法をバックテストした結果…

この手法は「買いサイン」と「売りサイン」が交互に出るドテン型の手法なので、ますは

  • ゴールデンクロス : 持っている売りポジション決済し、新規買いエントリー
  • デッドクロス   : 持っている買いポジション決済し、新規売りエントリー

といった売買を検証してみました。

検証方法の詳細

  • 検証はトレードステーションを使って実施しています
  • 移動平均線のクロスが確定して次の足の始値で仕掛け/手仕舞いを行います
  • 対象は東証全銘柄のうち、前日終値が100円以上、前日売買代金が1億円以上の銘柄です
  • 対象の時間軸は日足です
  • 検証期間は1991年1月~2019年5月です ※銘柄によってばらつきあり
  • 手数料は考慮していません。

上記の条件で短期移動平均線と長期移動平均線の期間設定を変えて検証しました。

損益グラフでは「買い」の場合と「売り」の場合を分けて表示しています。

5本移動平均線と25本移動平均線のクロス(ドテン売買)

まずは最も一般的な短期平均線の期間設定を「5」、長期平均線の期間設定を「25」で検証しました。


青が買い、オレンジが売りの資産曲線です。買いはかろうじてプラスですが、売りはかなり負けています。勝率が33%程度とかなり低く、さらに1トレード損益も0.14%と小さいのでこれでは使えません。

25本移動平均線と75本移動平均線のクロス(ドテン売買)

次は移動平均線の設定を少し長期にしてみます。短期平均線の期間設定を「25」、長期平均線の期間設定を「75」で検証です。

買い(青)のパフォーマンスがだいぶ改善しました。移動平均線の期間設定設定が長くなったことで取引数が減り、だましに引っかかる回数が減ったことが原因と思われます。

75本移動平均線と200本移動平均線のクロス(ドテン売買)

移動平均線の期間設定を長くすると少しパフォーマンスが改善したので、それなら設定をもっと長くしてしまえ、ということで、短期平均線の設定を「75」、長期平均線の設定を「200」で検証です。


買いトレード(青)がさらに改善しました。トレード数がさらに3分の1程度に減少し、1トレード当たりの利益も改善しました。売りは相変わらず全然だめです。

数値の上では買いトレードが改善していますが、損益曲線をみるとドローダウンが大きく、右肩上がりとは言えない不安定なパフォーマンスとなっています。これでは実運用したいとは到底思えません。

1本移動平均線と200本移動平均線のクロス(ドテン売買)

極端な組み合わせもテストしておきます。短期平均線の設定を「1」、長期平均線の設定を「200」です。

1本移動平均線は終値そのものですから、これはローソク足と200本移動平均線のクロスと同義になります。

ご覧のように酷い結果になりました。勝率は20%そこそこ。1トレード損益もかなり小さいです。

短期線の設定が小さいとだましのゴールデンクロスやデッドクロスが多発するため、無駄なトレードが多くなっているのでしょう。

ダマしを回避するシステムを組み合わせる必要がありそうです。

1本移動平均線と200本移動平均線のクロス(ドテン売買)【ダマし回避の仕組みを導入版】←すごい上手くいきます!

ということで、ダマし回避の仕組みを導入してみます。

仕組みはこうです。

移動平均線のクロスが月末の時点で確定していたら有効とする

それだけです。つまり、月の途中で移動平均線のクロスが発生しても、その時点では何もせず、月末の時点でクロスを維持していた場合に有効とします。そして翌日にエントリーなりドテンなりします。

この超シンプルなダマし回避の仕組みですが、ものすごく上手くいきます。


買いはかなりプラスが大きくなり、売りもマイナスがかなり小さくなりました。

買いの場合、ダマし回避の仕組みがない場合に比較すると…

勝率が10%アップ

1トレードあたりの利益が19倍

になりました。

売りもマイナスではありますが、かなり改善しています。

売買シグナルの確定を月末まで待つことにより、ダマし回避が上手くいっているようで、トレード回数が減り、勝率と1トレード損益が劇的にアップしました。

今回行った株の移動平均線クロス(ドテン売買)のバックテストの中でダントツで一番良いパフォーマンスとなりました。

売りはまだマイナスですし、勝てている買いでも負けている期間が長く、最大ドローダウンも大きいのでこのままで実運用したいとは思いません。

しかし株のドテン売買をするのであればこのようなダマし回避の仕組みをビルドインしたシステムをベースとしてチューンアップするのが良いと思われます。

買いのパフォーマンスが良い理由 やっぱりそういうことか!

株式の場合、「買い」エントリーの場合に限り、若干の優位性が有りました。損益の推移をみると、2013年頃から買いのパフォーマンスが良くなっていることがわかると思います。

ちょっとこのチャートを見てください。

こちらはTOPIX指数の週足です。

2013年頃からアベノミクスの影響で右肩上がりになっています。

買いのパフォーマンスが良かったのは、手法の優位性というよりは、指数(市場平均)に連動したものかもしれません。

アベノミクスが無かったら、買いのパフォーマンスが悪くなり、売りのパフォーマンスが良かったかもしれません。

ただ、テスト期間中(30年間)を全体的にみると横ばい~やや下落の相場だったので、そのなかで買いの方が圧倒的にパフォーマンスが良かったということは、株式市場においては移動平均線を使ったゴールデンクロスの買いが上手くいきやすいと結論付けても良いでしょう。

株の移動平均線ゴールデンクロスとデッドクロス まとめ

東証の株における移動平均線を使ったクロスのドテン売買のバックテスト結果としては

  • ゴールデンクロスの買いは勝てる
  • デッドクロスの売りは勝てない

ということが分かりました。

日本の株式市場においては、移動平均線を使ったゴールデンクロスの買いはうまくいきやすいということが分かりました。

以上で「株の移動平均線のゴールデンクロスは勝てるか?全銘柄でバックテスト」の解説を終わります。

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