こんにちは、サンチャゴです。
昨日のメールでは株式のブレイクアウト手法が勝ちやすいというお話しをしました。
もくじ
なぜ株なのか?
株には他の投資商品では得られない優位性があるからです。
具体的には以下のような優位性です。
- たくさんある中から今勝ちやすい選りすぐりの銘柄を選べる優位性がある
- 生まれつきの上昇バイアス
- 銘柄数が多いのでトレード機会が多い
- 小さな資金でも実践できる
選りすぐりの銘柄を選択できる優位性がある
実はこれが、僕にとっては個別株をトレードする一番の理由です。
何千もの銘柄がある株式市場では、トレード対象となる銘柄を選り好みすることができます。
先導株という言葉を聞いたことがあるでしょう。
市場全体の上昇をリードするような銘柄のことです。
その市場を構成する銘柄の中で、相対的により大きく上げている銘柄たちのことです。
先導株を対象としてブレイクアウト系のストラテジーでトレードすると、それを考慮しない場合と比較して圧倒的に勝てることがバックテストから分かっています。
ストラテジーによって違いはあるので絶対とは言えませんが、ブレイクアウト系の手法であればほとんどの場合あてはまります。
圧倒的に違いが出るんです。
ブレイクアウト系のスイングトレードはそれで5割決まる。と思ってください。
先導株をトレードすべきという考え方は、書籍「オニールの成長株発掘法」のウィリアム・オニール氏が考えた方法です。
「先導株を選択することによる優位性」は、銘柄数の多い株式市場で個別株をトレードする場合にしか得られない優位性です。
この優位性を上手に活かすことが、個別株トレード成功のカギの一つです。
銘柄数の少ないFXや先物市場ではこの優位性はほとんど得られません。
先導株を選択する優位性を得るには、株式市場全体のデータを使って計算するレラティブストレングスランキングというランキングデータを作る必要があります。
そこはちょっと面倒くさい。
でも安心してください。日本株と米国株のレラティブストレングスランキングのデータをメルマガ特典サイトに毎日のようにアップロードしていきます。
僕が自分自身のために作っているデータですから、遠慮なく使ってください。
ただ、レラティブストレングスランキングデータは有料で販売している人もいます。
そういった人のビジネスを邪魔したくはないので、僕のデータを外部にばらまくようなことは絶対にしないでください。
レラティブストレングスランキングについての詳細はまた明日のメールで詳しく解説します。
生まれつきの上昇バイアス
全ての個別株がそうだ、ということではありませんが、優秀な企業の株であれば、長期的には確実に上昇することが期待できます。
優秀な人材が集まり、社会の役に立つサービスを生産し続けるのですから、会社の価値は上がっていきます。会社の価値が上がれば、自然と株価が上がっていくことが期待できるのは当然のことです。
このような優位性はFX市場では得ることができません。
実際バックテストをしてみても、株式市場では買いの売買ルールは右肩上がりの資産曲線になることが多いです。
株をトレードする場合、買いを中心にするだけで若干の優位性を得ることができるのです。
(もちろん、次のメールで解説するテクニックを使えばショートでも勝てます。)
銘柄数が多いのでトレード機会が多い
トレードの機会の多さは、あなたが思っているより重要です。
優位性が高いエントリーのルールを見つけることができても、発生する回数が年に10回しかなかったら、覚悟すべき最大ドローダウンに対して十分に大きなリターンを得ることができないかもしれません。
銘柄数の少ない市場でのトレードはそこが問題です。
米国や日本の株式市場には何千もの銘柄があるので、日足を使ったトレードでも市場全体としては毎日のようにたくさんの売買シグナルが出ます。
トレード機会が多ければ、最大ドローダウンに対するリターン(利益)の比率が大きくなるのでトレードがしやすい。
株は小さな資金でも実践できる
小さな資金でトレードできるという点ではFXが一番ですが、株でもそこまで大きな資金は必要ありません。
特に米国株においては1株単位で売買できるので、資金がまだ小さめの人でもたくさんの銘柄に分散したトレードが可能です。
しかし先物の場合はそうはいきません。先物市場の30銘柄で分散してトレードしようとすると、少なくとも2000万円~3000万円程度の資金が必要になります。
このように日足を使ったトレードにおいては株式市場の魅力がとても目立ちます。
今日は株式市場でトレードする優位性についてのお話しでした。
次回からはいよいよ、株のトレードで勝つための具体的なコツを解説していきます。
今のあなたの手法のパフォーマンスが50%〜100%アップするようなコツもあります。
明日のメールは超重要なので、見逃さないでください。
それではまた。