豪ドル円(AUDJPY)の予想 3月16日から
豪ドル円(AUDUSD)は長期サポートエリアがある位置ぐらいまで下げるのではないかと予想します。
RBAはさらに利下げすることが予想されています。
オーストラリアの公定歩合の予測グラフです↓
RBAは4月7日の金利決定会合か、それ以前にサプライズでは、どちらにしてもさらに利下げをするであろうと予想されています。オーストラリアの利下げは豪ドルが売られる材料となります。
RBAは3月の金利決定会合で公定歩合を史上最低の0.5%に下げました。しかしコロナウィルスの影響でオーストラリアの観光産業や教育産業に大打撃を受けることが予測されていて、その影響がどれぐらいになるか、どれぐらい続くかが予測不可能ということでかなり警戒しています。
この情勢ですから、4月の会合よりも前に、サプライズで公定歩合を0.25%に下げ、さらにQEも打ち出してくるのではないかと予測されます。
これは全て、豪ドルが売られる要因になります。
また、コロナウィルスによるリスクオフの雰囲気は今週もまだまだ終わりそうにありません。これは日本円が買われる材料です。
豪ドルが売られそうで、日本円が買われる可能性が高そう、とうことで豪ドル円は売りを狙います。
豪ドル円(AUDUSD)の戦略
豪ドル円のチャートです。左が日足、右が4時間足です。
日足は下降トレンドチャネルにあり、チャネルの下の方にあります。トレンドチャネルの上の方でショートした人の利食いも出てくるでしょう。
しかしファンダメンタルズ分析とセンチメント分析では豪ドル円は下げる圧力がかかりそうなので、ショート利食いで少し上がった位置で叩かれて下げるのではないかと予想します。
下位足を使って、①や②のレジスタンスエリアに引き付けてプライスアクションのシグナルが出ればショートを狙いたいと思います。
利食いはチャート下に薄い青で塗ったサポートエリアできっちりと利食いします。円高が進むと日銀の介入があるかもしれないので、しっかりと利食いをしていきます。
②の位置は、ギャップを埋めたところでのやれやれ売りが出てきやすいので、そこで売りシグナルが出れば面白いなと思います。