今週はFXでアノマリー的に買いの通貨ペアが無いと申し上げていました。それは、全くないということではなく、5日程度保有して勝率80%以上だったアノマリーがないという意味です。
しかし、勝率70%程度であればいくつかありまして、その中にとても重要なものがあるので補足で解説します。
それは米ドルのアノマリーです。
米ドルインデックスを4月25日~4月30日まで買い持ちした場合の勝率が67%程度あります。(過去15年のアノマリー)
米ドルインデックスのアノマリーチャートを見てください。
ちょっとわかりにくいですが、4月の終盤に下落する傾向が分かると思います。この期間、米ドルは短期間ですが急激に下げる傾向があるようなのです。
この期間にショートポジションを保有した場合の、過去15年間の勝率は67%、年利換算のリターンは37.5%ぐらいです。
年度別のリターンはこんな感じです。(ショートなので、赤のマイナスの棒グラフが利益になった年です)
明らかにアノマリーがあるのが分かると思います。
ですので、この期間(4月25日~4月30日)は米ドルのショート、つまりドルストレート通貨ペア(EURUSD、GBPUSD、AUDUSDなど)の超短期の買いを狙ってみるのは良いと思います。
FX初心者の方はこんがらがってしまうかもしれませんが、EURUSDなど、USDがらみの通貨ペアをドルストレートと言います。
EURUSDやGBPUSDなど、USDが右側に来ている通貨ペアはUSDが下がるとチャートは上がります。
今はほぼすべてのドルストレートが下降トレンドなので、下降トレンドに乗ってドルストレートのショートを狙いたくなりますが、少なくとも今週の前半はショートを控えるか、スキャルでロングを狙うのがいいかなと思います。
木曜に米ドル関連の重要な指標発表があります。
そこら辺まではスキャルでドルストレートの買いを狙ってみようかなと思います。
ちなみに僕は昨日の夜にGBPUSDでスキャルピングの買い(ラウンドナンバースキャル)を行いました。半分利食いの後、残り半分を木曜まで伸ばしてみようと思って保有しています。ロスカットにかからなければ、ですが。
そして来週からは、アノマリー的にも米ドルは弱くなっていく傾向があるので、今週木曜頃までドルストレートが上昇したところで、今度はショートを狙っていきたいなと思います。
それでは良いトレードを。
ブログランキングに参戦中
僕のブログ記事への需要を計測するため、2つのランキングサイトに登録しています。
この記事がお役に立てたなら、↓の2つのランキングに投票お願いします。(2つのリンクをクリックするだけです。)
人気ブログランキング → サンチャゴのブログに一票
にほんブログ村 → にほんブログ村