オージードル(AUDUSD)の検証と予想 11月21日頃から12月3日頃まで上げやすい

オージードルのCOTはどうか?

オージードルの検証と予想です。オージードルは11月21日頃から12月3日ごろまで上昇スイングが出やすいという検証結果が出ました。今日は11月22日ですが、エントリーのチャンスがあれば買いを狙い、12月3日頃までに手仕舞いすることを検討しても良いかもしれません。詳細を解説します。

目次

過去21年間のオージードルの季節性アノマリー 11月21日~12月3日まで上げやすい傾向がある

オージードルの過去21年の日足を分析した結果、11月21日頃から12月3日頃まで上げやすい傾向があることが分かりました。

毎年11月21日に買って12月3日に手仕舞いするという戦略を21年間繰り返す戦略をバックテストすると、こんな結果が出ました。

過去21年間のオージードルの季節性アノマリー 11月21日~12月3日まで上げやすい傾向がある バックテストの結果

年度ごとの損益を棒グラフにしました。こんな感じです。

過去21年間のオージードルの季節性アノマリー 11月21日~12月3日まで上げやすい傾向がある 年度ごとの棒グラフ

2014ねんに大きな損失となっていますが、それ以外は安定しているようです。

過去21年間の勝率は80.95%

17勝4敗です。

平均利益率は+1.17%

年利換算だと42.21%

ボラの小さいFXの利益率としてはかなり良い数字です。

過去10年にフォーカスした場合のスタッツ

過去10年のスタッツは以下の通りです。

勝率は80%

8勝2敗です。

利益率は+0.81%、年利換算だと+27.46%です。

過去5年にフォーカスした場合のスタッツ

過去5年にフォーカスすると、勝率は100%になります。5勝0敗。

平均利益率は+1.12%、年利換算だと+38.92%となります。

遠い昔だけではなく、直近の5年間でも機能している季節アノマリーであることが分かります。

オージードルのCOTはどうか?

オージードルのCOT分析も見ておきましょう。

オージードルのCOTはどうか?

(画像はbarchart.com)

COT分析とは、米国のCME先物取引所に上場されている先物銘柄の大口ポジションデータの分析です。

FXのスイングトレードにFX先物の出来高(COT)が使えるという話

商業筋(赤の線グラフ)の数値が+の大きな数字になっているのが分かります。これは腰の据わった大口機関投資家がロングポジションを積み上げていることを示しています。

投機筋(緑の線グラフ)は-の数値になっています。これはトレンドフォローの投機筋のショートが積みあがっていることを示します。

どちらが勝かはわかりません。しかしこのように商業筋と投機筋が真逆のポジションを膨らませてその差が開いてくると「もし反転するならそろそろかな」ということが言えます。

当然、投機筋が勝利してまだまだ下げることもあり得ます。

しかし季節性アノマリーの分析と組み合わせるなら、短期的なスイングトレードやデイトレードで買いを狙ってみても良いのではないかと思います。

オージードルの予想 まとめ

2つのことが分かりました。

  • 季節性アノマリーの分析だと、11月21日から12月3日までは上げる確率が高い
  • COT分析だと商業筋(腰の据わった大口機関投資家)がロングポジションを作っている

この2つの要素から、短期トレードでオージードルの買いトレードを狙ってよさそうだと判断します。

もちろん、ショートポジションを積み上げている投機筋が勝利してまだまだ下げるかもしれないし、今年は珍しく勝率80%の季節性アノマリーが外れる年かもしれません。

しかし、レジサポに引きつけて、理にかなったプライスアクションのスキルを使ってトレードするなら、期待値は大きくプラスになるはずです。

以上で季節性アノマリーとCOT分析を使ったオージードルの予想についての解説を終わります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

株のスイングトレードを中心に、FXや先物もトレードします。
基本は裁量トレーダーですが、高いバックテストの能力を持っており、システムトレードの良い部分はどんどん取り入れていってます。
複数の戦略ポートフォリオを運用し、市場平均を上回るリターンを市場平均よりも小さなドローダウンで実現するのが僕の仕事です。
AmazonKindleで2冊のベストセラー電子書籍を持つ「プロになるためのデイトレード入門」「日本一即戦力なFX講座」

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