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FXの長期トレードは勝てるか?長期手法の概要と注意点

By サンチャゴ | 更新日 2019年10月14日


FXの長期トレードは勝てるのでしょうか?答えから言うと「勝てます」。「FXの長期ってどれぐらいの期間?」「レバレッジはどうするか?」「ファンダメンタルズ分析をどのように取り入れるのか?」を間違えると勝てなくなります。ヘッジファンド出身者に教えてもらった方法の概要を教えますので、FX長期トレードをしてみたい人はまず最初に読んでください。

もくじ

  • FXの長期とは
  • FXの長期は勝てるのか
    • 長期だと平均的な利益に対する取引コストが安くなる
    • 長期はボラティリティーが高くなり取れる値幅が大きくなる
    • ファンダメンタルズ分析で差をつけることができる
    • COTの分析が意味を持つ
    • 長期は冷却期間によりメンタルの崩壊を避けやすい
  • FXの長期投資におけるレバレッジ
  • サンチャゴが実践しているFXの長期トレードの手法

FXの長期とは

FXの長期とは3か月~半年ぐらいである

FXの長期というのは具体的にどのような時間軸なのでしょうか。実はFXの長期はそんなに長期間ではありません。

FXの長期とは、だいたい3か月~半年ぐらいポジションを保持するトレードのことを指します。株の長期投資といった場合、20年も30年も買った株を寝かせることを言います。FXの長期は株に比べて随分と時間軸が短いですね。FXの長期トレードとは、株式投資で言うと中期に近いイメージです。

FXの長期トレードの保有期間が株に比べて短い理由は、FXの場合は長期保有すれば必ず勝てるという根拠が全くないからです。

株は長期的に保有することでほぼ必ずプラスに持っていくことができます。もちろん条件はあります。世界各国のインデックスファンドやETFなどを使って広く分散投資すること。配当の良い株を中心に投資すること。配当を再投資することです。そういった条件を満たして20年ぐらい投資し続けることで、長期的にはほぼ必ず年利換算で5~7%程度の収益を上げることができるのです。

株を持つということは、企業の一部を保有することになります。企業は収益を上げるために日々がんばってくれていますので、良いときも悪い時もありますが、かなり長期的に見た場合、その価値はほぼ必ず右肩上がりになります。そして配当ももらえます。

FXの長期投資ではそうはいきません。ある通貨の価値が、他の通貨の価値に比べて20年や30年のスパンで見て上がり続けるということは予測不可能です。スワップ金利の収入にしてもそうです。現段階でスワップ金利を5%受け取れるとしても、10年後もそうかは分かりません。もしかすると逆にスワップ金利を払わないといけないかもしれません。

企業が時間とともに発展していくと、必ず株価が上がるか配当が増えるかどちらかが起きます。

国も時間とともに発展していきます。しかし国の経済が発展してもその国の通貨が必ず強くなるわけではないですし、ましてや金利が高くなるわけではありません。ですから、国の通貨に20年30年と極端に長期間投資したとしても必ず年利数パーセントが期待できるわけではないのです。

ですから、FXの長期投資では3か月~半年ぐらいで利益を最大化するようにトレードします。FXで長期トレードといった場合は3か月~半年ぐらいの時間軸で行うトレードだと思ってください。

FXの長期は勝てるのか

FXの短期トレードと長期トレード、どちらが勝ちやすいのでしょうか?

結論から言うと、長期トレードの方が勝ちやすいですし儲かります。だからあなたの選択は間違っていません。時期によって変わりますが、FXでもっとも稼いでいるヘッジファンドはファンダメンタルズ分析を使った長期トレードをするマクロファンダトレーダーです。

長期トレードの方が勝ちやすい理由は以下の通りです。

長期だと平均的な利益に対する取引コストが安くなる

これはとても重要です。スキャルピングや高速デイトレードの場合、1トレードあたりの期待値に対する取引コスト(スプレッドや手数料)の割合がかるく10%~20%以上になります。それぐらい取引コストがかかると、相当優位性の高い手法でトレードしないとプラスに持っていけません。ほんの少しだけ優位性がある程度の手法だと完全に手数料負けになってしまいます。

 

長期はボラティリティーが高くなり取れる値幅が大きくなる

トレーダーはボラティリティーが無いところでは勝てません。勝ちやすくするコツは、ボラティリティーの大きな時間足でトレードすることです。ボラティリティーの美味しい時間軸は株とFXでは違います。FXはメインの時間足を日足ぐらいに上げて1か月~3か月ぐらいポジションを保持するのがベストになります。

FXのボラティリティーを理解し最適な通貨ペアと時間足を決める方法

 

ファンダメンタルズ分析で差をつけることができる

指標発表トレードでない限りスキャルピングやデイトレードではファンダメンタルズ分析はほとんど意味がありません。

しかし日足や週足をメインに使う長期投資やトレードの場合、テクニカル分析だけではなくファンダメンタルズ分析も併用するのが王道です。FXの長期投資を専門とするヘッジファンドトレーダーの場合、ファンダメンタルズ分析が占めるウェートが7割、テクニカル分析が3割といったウェートでトレードの分析をしています。

一般投資家の中にはファンダメンタルズ分析ができる人は非常に少ないので、それができることで大きな優位性を持つことができます。

テクニカル分析のスキルは比較的広く知れ渡っているので書籍や教材などで学ぶことができます。しかしFXのファンダメンタルズ分析はほとんど広まっていません。ヘッジファンドがひた隠しにしているからでしょう。FXファンダメンタルズ分析の本を読んでも、具体的な方法は書いていません。

私は幸いヘッジファンド出身の友人から半年かけてじっくり教えてもらう機会があったので、しっかりと学ぶことができました。もしニーズがあるなら、このブログに書いていけたらと思っています。

COTの分析が意味を持つ

FX先物の取引量に関するデータが毎週発表されます。スキャルやデイトレードにCOTを活かすことは難しいですが、長期トレードには大いに役立ちます。

FXのスイングトレードにFX先物の出来高(COT)が使えるという話

今はヘッジファンドでCOTを使っているかが分かったので、↑の記事とは違う使い方をしています。

長期は冷却期間によりメンタルの崩壊を避けやすい

FX初心者が勝てない理由で最も多いのは、メンタルが崩壊してしまうことです。メンタルが崩壊しやすいのは短時間で何度もトレードを繰り返すスキャルピングやデイトレードです。短時間で連敗が続くことでメンタルが崩壊してしまい、バカなことをしてしまうのです。

その点、長期トレードの場合はトレードとトレードの間に冷却期間を持つことになりますので、メンタルの崩壊を避けることができやすくなります。

以上のようにFXの長期トレードにはメリットが多くあります。しかしデメリットもあります。それは、経験を積むのに時間がかかることです。長期トレードは週に1回トレードチャンスがあればよい方ですので、100回の経験を積むのに何年もかかってしまうのです。

お勧めなのは、練習期間はデモトレード口座や少額のリアル口座を使って一通りの経験を積むことです。

FXのすべて

様々な注文方法や資金管理・リスク管理などの経験をスキャルピングかデイトレードによって短期間で体験してしまい、実弾トレードの段階では長期トレードに移行します。

FXの長期投資におけるレバレッジ

レバレッジを決める際、短期トレードの場合はロスカット値幅によってその都度レバレッジを変えるのが通常かと思います。ロスカット値幅が広い場合は低いレバレッジで、ロスカット値幅が狭い場合は大きなレバレッジでという考え方でロット数を考えます。

FXのレバレッジとは
FXの資金管理 ~ ロット数の計算を簡単にする4ステップ

ヘッジファンドでは少し違う方法を使っていて、動かせる金額に対して何パーセントを1ポジションに入れるかというふうに考えるようです。

たとえば、証拠金が100万円なら、まずは最初にレバレッジを決めます。スタートはレバレッジ3倍ぐらいが一般的なようです。100万円 × レバレッジ3倍なので最大でトレードできる金額は300万円になります。

次にトータルの何パーセントを1ポジに入れてよいかを決めます。20%であれば、1ポジの金額は60万円となります。(300万円×20%=60万円)

それで数カ月トレードして実績を残せたら、レバレッジを4倍、5倍と段階的に上げていきます。

このように、長期投資ではロスカット値幅によってレバレッジを変更するようなことはせず、最初にレバレッジをカチッと決めてトータル資金に対して何パーセントの資金を投入するか?という考え方をするようです。

私も長期トレードを本格的にするようになってからこの方式に変更しました。

このようなスプレッドシートで作ったツールでレバレッジやポジションサイズを決めています。

サンチャゴが実践しているFXの長期トレードの手法

私が学んだヘッジファンド流のFX長期トレード手法は、経済指標の過去データを分析し、そこで見つけた法則をもとに最新データをスコアカードを使って集計して売り買いを判断する手法です。

ある程度システマチックにいくつかの重要な経済指標の過去データを分析し、スコアカードをすべてを集計してその国がこれからデフレに向かいそうなのかインフレに向かいそうなのかを判断します。

そしてデフレに向かいそうな国の通貨を買い、インフレに向かいそうな国の通貨を売るというポジションを狙います。

経済指標の発表を狙ったFXトレード手法
↑の記事で解説した手法よりもはるかに高度で優位性のある手法となります。

指標発表の瞬間で判断してエントリーする手法は、80pips程度を狙うような短期トレードであれば良いですが、長期的なトレンドをとらえようとすると優位性が無くなります。バックテストしてみて分かったのですが、やはり噂で仕掛けてニュースで手仕舞いするという法則は確かなんですね。

米国の金利が上がったという発表があって、その瞬間に米ドルを買って長期的に保有して儲けようと思っても多くの場合はもう遅いです。80pips程度は取れることが多いですが、その後の3か月続くような長期のトレンドには乗れません。

ですから長期的なトレンドに乗ろうと思うと、経済指標の発表を先回りしてエントリーしていないとダメです。そのためには先行指標がいくつかあるので、そういった経済指標全体を分析してエントリーし、遅行指標となる経済指標(雇用統計とか金利とか)で利食いします。

FXの長期トレードにおいては、ファンダメンタルズ分析でトレードアイデア(なぜ買うのか?なぜ売るのか?の意思決定)を作ります。そしてそのトレードアイデアの方向にエントリーする際にテクニカル分析でタイミングをとったり、リスク管理をします。

テクニカル分析の理由で買うか売るかを決めるのではなく、まずファンダメンタルズ分析でトレードアイデアを作るというところがデイトレードやスキャルとは異なります。

以上でFXの長期トレードは勝てるか?長期手法の概要と注意点についての解説を終わります。

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