今日の投資情報 2025-09-07|中央銀行と金融環境の動き

今日の投資情報 2025-09-07|利益率の高さと迫るコスト上昇

今回は、世界の中央銀行の政策と「金融環境指数(FCI)」について整理してみます。

株価だけを見ていると強気に見えすぎたり、逆に高すぎて怖いと感じたりすることがありますが、マクロの金融環境を見るとまた違った景色が見えてきます。


目次

世界の中央銀行は利下げモード

今、世界の主要な中央銀行の約9割が直近の政策で利下げを行っています。これはかなり高い割合で、世界全体が「景気を支える方向」にかじを切っている状況です。

一方で、米国のFRB(連邦準備制度)はまだ政策金利を据え置いています。ただ、インフレがひどくならずに落ち着いていれば、政権からの利下げ圧力もあり、いずれ利下げサイクルに参加すると見られています。

中央銀行は「景気を冷ます」か「景気を温める」かを金融政策で調整しています。利上げは景気を冷やし、利下げは景気を刺激する方向です。今は世界的に「温める」方向に傾いているのです。

金融環境指数(FCI)の役割

金融環境指数(FCI)は、金利・株価・為替・社債市場などを総合して「金融環境が引き締まっているか、緩んでいるか」を示す指標です。現在、この指数は緩和方向に進んでおり、市場の資金調達はしやすい状況にあります。

例えば、住宅ローン金利が下がれば家を買いやすくなり、企業の社債金利が低下すれば会社はお金を集めやすくなります。こうした状況をまとめたのがFCIです。緩和しているということは、景気が後押しされやすい状態だと考えられます。

 

景気サイクルへの影響

世界中の中央銀行が利下げ方向に動き、FCIも緩和に向かっている。これが重なると、景気の拡張局面が長く続く可能性が出てきます。今の流れが維持されれば、2026年にかけて景気サイクルが延長されるという見方もあります。

景気サイクルは必ず波がありますが、金融政策が緩和的だと「その波がゆるやかになり、長続きする」というイメージです。逆に引き締めが続けば、サイクルは短く切り上げられやすいです。

 

まとめ

世界の中央銀行は利下げに傾き、FRBもいずれ参加する可能性があります。金融環境指数(FCI)は緩和方向へ進んでおり、市場にとって追い風です。これらが重なれば、景気の拡張が2026年まで続くシナリオも視野に入ってきます。


今日のネタ

知り合いに話すならこんなふうに言えます。
「今、世界の中央銀行のほとんどが利下げしてるんだって。金融環境もゆるんでるから、景気の拡張は意外と長続きするかもしれないらしいよ。」なんて言うとかっこいいかも。

ブログランキングの1位を目指してます!

記事がお役に立てたなら↓のボタンを1回ずつクリックお願いします。

人気ブログランキング
人気ブログランキング

にほんブログ村 投資ブログへ
にほんブログ村

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このブログは投資やトレードのかなり深い内容をお伝えしていますので、一通り読んでいただければ、相当な力がつきます。

ただ記事数がとても多いので、全て読むのは大変かもしれません。

無料メール講座では、「現実的な聖杯」を作るために必要なノウハウや情報をメールで分かりやすく発信しております。

メール講座の読者様は全市場の季節性アノマリーチャートをプレゼントしております。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

圧倒的な熱量で世界の相場を毎日14時間以上監視している専業トレーダーです。トレード、バックテスト、調査で得た学びを初心者の方にもわかりやすく発信しています。

目次