こんにちは。今日は「米国市場の最新動向」と「話題になった銘柄」について、ざっくり整理してみたいと思います。株初心者の方にも分かりやすく、背景や補足も入れていますので、気軽に読んでみてくださいね。
政府シャットダウン懸念と株式市場
今週は、アメリカ政府が一部閉鎖に追い込まれるかもしれない、というニュースがマーケットを揺らしています。議会が暫定予算を可決しなければ、経済指標の発表が延期される可能性もあるんです。たとえば、ADP雇用統計やNFP(非農業部門雇用者数)、ISM(米製造業の景況感指数)などですね。
それでも主要株価指数は上昇して終わりました。ダウは+0.2%、S&P500は+0.3%、ナスダックは+0.5%。先週は下げていただけに、ちょっと安心感が出た形です。
テクノロジー株の明暗
個別株では、Nvidia(NVDA)がしっかり上昇し、Apple(AAPL)は少し弱い動きでした。Microsoft(MSFT)やSalesforce(CRM)もプラスで終わり、やはり「AI関連やクラウド」に強さが見られました。
Nvidiaは意識されている185ドル付近まで上げてきたのでここからブレイクアウトできるかに注目されています。
ただし、中小型株はぱっとせず、Russell2000指数は横ばい。全体的な力強さは、大型株に偏っている印象です。
エネルギー安と金利の動き
原油価格は1バレル=63ドル台まで下落し、エネルギー株が一斉に売られました。S&P500のセクター別ではエネルギーが約2%の下げ。通信サービスも弱めでしたね。
一方、米10年国債利回りは4.14%まで低下。政府シャットダウン懸念がある中で、むしろ「債券に資金が流れた」とも考えられます。
Etsy(ETSY)とShopify(SHOP)が急騰
この日のハイライトは、生成AI関連のニュースでした。Etsy(ETSY)とShopify(SHOP)がChatGPTとつながり、商品購入ができるようになるという発表があったのです。つまり、ユーザーが「欲しいもの」をAIに話しかけるだけで、そのまま買える未来が近づいたということ。
Etsyはチャート的にも底値圏のレンジから上抜けし、相対的な強さを示すRSランキングも最高値を更新。長く低迷していた株が一気に注目を集めました。Shopifyも50日移動平均線から反発しており、投資家が再び買い戻している様子です。低迷していただけに、流れが変わるなら上値余地もかなりありそうなので、短期トレードの対象銘柄として僕も注目しています。
ゲーム業界の大型買収
Electronic Arts(EA)が、海外ファンドに過去最大規模の金額で買収されることが発表されました。これを受けてEA株は大幅上昇。ゲーム業界全体にインパクトのあるニュースですね。
まとめ
この日の米国市場は、「政府シャットダウン懸念」という不安材料と、「AIやM&A」といった成長テーマが同時に動いた一日でした。指数は小幅高ですが、個別銘柄の動きには大きな差があり、テーマ株に資金が集まる構図が見えました。
AIがショッピングの窓口になる時代、Google検索よりChatGPTに『おすすめのギフト』って聞いてそのままその画面でポチっと買える未来が普通になるかもしれませんね。そうなったら、プレゼント選びの時間が大幅に短縮できそうです。