2020年の6月から行っていたプライスアクションEAを使ったFXトレードの実運用(第2段階)の結果が出ました。
15万円を入れたXMのアカウントで152回のトレードを行い、276,182円の利益となりました。まだ保持しているポジションも残っており、現段階での含み益が71,240円あるので、今すぐ全てのポジションをクローズしたとするとトータル347,452の利益となります。ですので3か月で証拠金に対して230%ぐらいの利益率となりました。悪くない結果だと思います。
もくじ
プライスアクションEAを使った半自動売買の損益曲線はこんな感じ
損益曲線はこんな感じです(クローズした分だけ)
こちらは現状まだ保持しているポジションです。
第一段階の実運用テストでは銘柄を絞って良い結果が出ていたので自信はありましたが、今回自信が確信に変わりました。
今回の実運用第2段階ではもう少し大きなリスクを取るつもりだったのですが、分割売買の回数設定を5回程度と多めにしていて全部エントリーしきれないケースが多く、結果小さなリスクでトレードすることが多くなってしまいました。
次の実運用第3段階では、リスク金額を今の2倍程度に設定し、分割売買の回数設定も3回程度を基本とするように減らし、第2段階に比べて3倍から4倍程度のリスクを取れるようにしたいと思います。
結果の詳細 勝率は62% 損益比率1.27倍
短期間にこれだけの回数のトレードをこなして(3か月で152回)勝率62%で損益比率が1.27倍なら悪くないと思います。
もう少し利益を伸ばせるようになって損益比率を1.5ぐらいにできたらすごい数字になるなと思います。(今のままでも十分ですが)
完全裁量ならこれぐらいの数字は珍しくないと思いますが、これはEAを使ったトレードだということをお忘れなく。しかもちゃんとタイトなストップを入れたストラテジーですから、これぐらいの数字が出ていたら十分かもしれません。
最大ドローダウンは57,110円
15万円のアカウントで57,110円の最大ドローダウンですから大きいと思うかもしれませんがそうではありません。
XMはゼロカットシステムの業者なので、資金のごく一部、小さな金額を入金してレバレッジを効かせてトレードするのが基本です。
今回の場合だと入金額は15万円でしたが、トータルの資金は100万円ぐらいと想定しての運用です。
ですから最大ドローダウンは5.7%程度といったところです。
総利益/最大ドローダウンの数値も重要です。
3か月間の利益347,452と最大ドローダウンの比率は約6倍。これは凄く良い数字です。
リアル運用のリスク金額は少しずつ増やしていきます
金額が小さい!と思った方もいらっしゃると思います。でも僕は新しい手法でトレードする場合は慎重にやるのが王道。小さな賭け額から始め、少しずつ掛け金を増やしていき、半年から1年ぐらいでフルにリスクを取っていくようにします。今の10倍ぐらいまで上げていく予定。
皆さんも、新しい手法をやる場合は、リスク金額少な目からスタートして少しずつ増やしていくようにすることをお勧めします。慎重にです。
これはスイングトレードです
ちなみに、これはすべてスイングトレードです。
4時間足や1時間足チャートの分析でエントリーしたい価格帯を決め、基本的には30分足~4時間足のプライスアクションシグナルを使ってエントリーしています。(一部15分足のプライスアクションシグナルも使ったトレードもありました)
このトレード手法で運用するために使った時間ですが、基本的には1日に30分程度でした。朝15分、夕方に15分程度トレードの作業をしていました。週末だけはちょっと時間をかけてました。1時間~2時間程度かけてじっくりチャートを読んで次の週のプランを考える感じでしたね。
3か月で150回以上トレードしているので結構回数は多いですが、半自動売買のEAを使ったトレードだったので、そんなに忙しくトレードした印象は全くありませんでした。
完全裁量で運用している分もあるのですが、そっちのトレード回数は週2、3回程度でずっと少ないんですが、そっちの方が忙しかったです。
プライスアクションEAを使った半自動売買は本当に楽に丁寧なトレードができます。早くこれ一本で運用で全てをトレードできるようになりたいです。米国株や日本株は半自動売買をする方法が今のところ無いですが、何らかの方法で実現したいなと思っています。
トレード対象となった通貨ペア
今回はこんな通貨ペアでトレードしていました。
クロス円、ドルストレート、その他クロス通貨ペア、貴金属、株価インデックスとそれなりに幅広い銘柄でトレードしました。
売買シグナルの時間軸 意外と15分足のシグナルが良かった!
15分足、30分足、1時間足、4時間足のプライスアクションシグナルを使ってエントリーしました。
どの時間軸でも良い結果となっていますが、意外と15分足が一番良かったです。
まだサンプル数が少ないので何とも言えませんが、15分足のシグナルでこれだけ勝てるならもっと積極的に15分足の売買シグナルを採用すればトレード回数も増やすことができ、トータルの利益も大きく伸ばせるかもしれません。15分足の売買シグナルはたくさん出ますからね。
1時間足や4時間足でスイングトレードレベルのチャート分析を行い、15分足を使ってデイトレードレベルのロスカット値幅でエントリーするという感じですね。
世間では15分よりも1時間足や4時間足ぐらいの方が勝てると言われているし、僕もそう思ってました。でも実際は違うのかもしれません。
これからその辺をもっと追求していきたいなと思います。
プライスアクションEAのリアルマネー運用第2段階の結果 まとめ
- 3か月間の運用で証拠金に対して230%の利益となった
- 勝率は62%で損益比率は1.27倍
- 様々な通貨ペア、コモディティーで利益が出た
- 15分足、30分足、1時間足、4時間足のプライスアクションシグナルで利益が出た(中でも15分足のパフォーマンスが一番だった)
- 最大ドローダウンに対して6倍の利益が出た
- 分割売買の回数設定を減らさないとリスクが小さくなりすぎる(5回は多すぎ→2回か3回がよさげ)
ではまた!