サンチャゴのFXデイトレードとスキャルピングをマスターできる完全マップ。「プライスアクション」+「指標カレンダー分析」+「通貨比較分析」の組み合わせで機関投資家の動きに便乗します。
この連載を読んで練習するなら、FXデイトレーダーとして正しい道に進み始め、短期間で着実に上達することができるでしょう。
全部無料のブログ連載ですが、内容は有料級。専業投資家のサンチャゴが初心者にも分かりやすく解説します。
FXのデイトレードを攻略するための完全マップ ~対象となる読者
このシリーズの対象読者は
- FXの初心者さん
- まだ勝てていないFXトレード経験者
ローソク足さえ見ていれば大丈夫と、それ以外のことに全く注意を払わない人が多いです。
そのためにいつまでたってもFXのデイトレードで安定して勝てない。そんな人が多いです。この連載は、そんなあなたにとって飛躍のきっかけとなることでしょう。
対象となる時間足
オーバーナイトせず、1日の中でエントリーからエグジットまでを完結するデイトレードの時間足を対象としています。1分足~15分足ぐらいの時間足を使ったトレードとなります。多くの場合は、ロンドンセッションやニューヨークセッションなど、4時間程度の1セッションの中で完結させます。
僕の言うデイトレードとは、5分足や15分足で1つの波動~複数の波動を狙い、保有時間は数十分~数時間となります。
スキャルピングも対象です。しかし…スキャルピングというと、多くの方は、ティックチャートなどを使い、1pips~10pips程度以内の利益を数秒から数分の時間で狙うような超高速スキャルをイメージされるかもしれません。
しかしそのようなトレードスタイルは、FXでは非常に勝ちにくい。だから僕はやりません。
ここで学べるスキャルピングは、5分足などの短期足における1つの波動を取りに行くトレードです。ですからスキャルピングといえども保有時間は10分~30分ぐらいになります。
FXスキャルピングとは、デイトレードとそんなに変わらないけれど、1つの波動だけ取ってサッと逃げるトレードと思っておいてください。
もしあなたの望みが、数秒で勝負を決める1pips狙いの超高速スキャルの習得なら、ゴメンなさい。
どのような手法を学べるか
プライスアクションを使ったデイトレード手法ではあるけれど、プライスアクションだけではない手法を学べます。
多くのデイトレーダー/スキャルパーは、1分足や5分足などの短期足のローソク足のプライスアクションさえ見ていれば大丈夫。必ず勝てると思っていることでしょう。
もちろんそれでも勝てます。でもベストではありません。もっと良い方法があります。
プライスアクションはとてつもなく重要です。この連載で解説する手法でもプライスアクションを重視します。
しかし最高レベルのトレーダーは、指標カレンダーや通貨比較分析なども追加します。
なぜその値動きが出るのか?
その値動きのバックには大口の機関投資家がついているのか?
の根拠を知るために役立つからです。
「エントリーすべき時」にエントリーを狙う。そして、たとえプライスアクションのシグナルが出ても「エントリーすべきでない時」にはエントリーしない。そんなFXデイトレーダーを目指します。
それができるようになったら、損益曲線がググっと安定してきます。では早速始めましょう!
ステップ1:大口機関投資家のロジックを知る
投資やトレードの根本的な考え方を変えることにより、あなたのFXトレードが飛躍的にレベルアップする基礎を作ります。
なぜ大口の機関投資家は勝ちやすく、小口の一般投資家の95%は長期的に負けてしまうのか?
どうすれば勝てる一般投資家、一般デイトレーダーになれるのか?
ここで学ぶことは、デイトレードでもスキャルピングでも、スイングトレードでも長期投資でも同じように重要。
以下の3つの記事がすべてのプライスアクショントレーダーの出発点となります。
ステップ2:デイトレードにファンダメンタルズ分析(指標カレンダー分析)を導入する
指標カレンダーをFXデイトレードに活かす方法【プライスアクションとの組み合わせ】
プライスアクション手法でデイトレードやスキャルをしているトレーダーの中には経済指標を全く見ない人が多いかもしれません。見るとしても、重要な指標発表があればそのタイミングを避けるだけという程度。 もっと積極的に指標カレンダーの短期分析を行い、デイトレードやスキャルピングの勝率やレワードリスク比を劇的に改善しましょう。
ステップ3:プライスアクション 買い手と売り手の陣地とブレイクアウト
FXのデイトレードやスキャルピングで勝つにはトレンドに乗るという意識が重要です。
となると、良いトレンドを見分けるスキルが重要になります。
先ずはトレンドの方向を判断するために、「陣地」という考え方を導入しましょう。
陣地とは何かを理解したら、次は質の高い陣地を見分けるスキルを身に付けましょう。
陣地の質を見分ける4つの方法(デイトレで今日エントリーを狙うべきかを見分ける方法)
ステップ4:デイトレードにおける通貨ペアの選び方
FXのデイトレードやスキャルピングにおいては、その日のうちに利益を出さなければいけません。ということは、大口トレーダーがすでに買占めを終了し、すでにつり上げを開始している通貨ペアを選択する必要があります。もしくは売り抜けを終了して叩き落しが開始している通貨ペアです。
そのような、押し目買いや戻り売りの手法で今すぐ勝てそうな通貨ペアを選ぶ方法を解説しました。
ステップ5:時間軸の支配者 2つの時間時を分析する概念
FXのトレードにおいて最も重要な考え方の一つ、マルチタイムフレーム分析について解説します。
マルチタイムフレーム分析の目的は
自分が見ているよりも一つ下の時間足のトレーダーをできるだけ効果的に狩り、それでいて一つ上の時間足のトレーダーには狩られにくいエントリーポイントを見つけることです。
詳しくはこちらの記事で解説しました。
FXデイトレードにおける時間足の選び方【マルチタイムフレーム分析を理解できる】