季節性アノマリーを使ったAUDUSDの予想 12月~翌1月は上昇しやすい

AUDUSD(オージードル)は12月半ば~翌1月半ばまで上昇しやすい傾向があります。AUDUSDの長期/中期/短期の季節性アノマリーチャートからその傾向がはっきりと見えます。また、バックテスト結果も上々。このページをあなたの年末年始のFXトレードに活かしてください。

目次

AUDUSDの季節性アノマリーチャートをチェック

AUDUSDの季節性アノマリーチャートをチェックすると、12月半ば~翌1月半ばまで上げやすいのがわかる

これはAUDUSDの季節性アノマリーチャートです。AUDUSDの年ごとの値動きの平均顔と思ってください。

青線は過去22年の平均顔。緑は過去10年の平均顔。赤は過去5年の平均顔チャートです。

12月(Dec)の半ばをちょっと過ぎた辺りから、翌年の1月(Jan)の半ばごろまで3本のラインがそれぞれ揃って上昇しているのが分かるかと思います。

この時期に何があるのでしょうか?中央銀行がAUDを買ってUSDを売るのでしょうか?

真相は分かりません。でも、とにかくこの期間にAUDUSDが上昇しやすい傾向があることは確かなようです。

毎年その期間にAUDUSD買い持ちしたらどうなるかバックテスト

過去21年間、AUDUSDを毎年12月19日に買って翌年1月13日まで買い持ちしたらどうなるかバックテストしてみました。

資産曲線はこんな感じです。

毎年その期間にAUDUSD買い持ちしたらどうなるかバックテスト 資産曲線

 

年ごとの損益を棒グラフにするとこうなります。

AUDUSD 年ごとの損益曲線

2015年に大きく負けていますが、それ以外は概ね安定しています。遠い昔だけではなく、近年でもこの傾向があることが分かります。

勝率は85.7%

18勝3敗です。

1トレード辺りの利益率は+1.84%

年利換算だと+31.78%にもなります。

季節性アノマリーを使ったAUDUSDの予想 12月~翌1月は上昇しやすい? まとめ

季節性アノマリーチャートを見ると、AUDUSDが12月半ば過ぎ~翌年1月半ばまで上昇しやすいことがわかりました。長期、中期、短期それぞれ同じような傾向があります。

この期間にAUDUSDを毎年買い持ちするという戦略のバックテスト結果も、勝率85%+と良い感じです。

以上の理由から、AUDUSDが今年も12月半ば以降から上昇しやすいのではないかと予想してスイングトレードやデイトレードで買いを狙うのは良いアイデアだと思います。

ただし、レジサポプライスアクションのスキルを使ってリスクを限定したトレードをしなければならないことは言うまでもありません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

株のスイングトレードを中心に、FXや先物もトレードします。
基本は裁量トレーダーですが、高いバックテストの能力を持っており、システムトレードの良い部分はどんどん取り入れていってます。
複数の戦略ポートフォリオを運用し、市場平均を上回るリターンを市場平均よりも小さなドローダウンで実現するのが僕の仕事です。
AmazonKindleで2冊のベストセラー電子書籍を持つ「プロになるためのデイトレード入門」「日本一即戦力なFX講座」

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