ドル円、109.3円をブレークアウトしたら、さらに上の112円ぐらいまで上げるんではないかと思っています。
109.3円辺りには長期的なダウントレンドラインがあります。(↑右下がりの白い点線)
過去を振り返ってみると、このトレンドラインに当たると、即座に売られて逆V字になるという流れがここ数年続いていました。
しかし今回は違います。
この長年意識されているトレンドラインで頭を叩かれても、ドル円はそれほど下がらず、小幅なレンジを作っています。(↑画像だと一番右の赤い四角形の部分)
これはトレンドラインブレークアウトが起きそうな前兆と考えることができます。もちろん絶対そうなるわけじゃないですが、確率的には高くなります。
今日の日足が109.3円より上でクローズしたらダウントレンドラインでショートをしている売り手はかなりピンチです。
また、今日は金曜日なので週足のクローズでもあります。
週足を見るとこんな感じ。
トレンドラインに向かって急激に上げてきたところで同時線的な迷いの足がでいていたのですが、今日の週足クローズが109.3よりも上でしっかりとクローズすると、その同時線をすっぽりと含む継続の含み線となります。
ということで、トレード戦略としてはどうするか?
レジスタンスライン(エリア)にいるからといって、この状況だと売りは狙いません。買い狙いで行きます。
フライイングで買うならエリオット波動のABCDEパターンのEの位置で15分足などを使ったデイトレードで買いを狙います。
ブレークアウトしたら、109.3付近への押しを待って買いですかね。
押し目はどんなふうに出るか分からないので、ブレークアウトするときの大口約定の出方などを分析し、新しくできるサポートエリアを足場にして買いを狙っていきたいと思います。
もちろん、上方向へのブレークアウトがだましとなって急激にあ下げ始めたら、そこからは売りを狙っていくというカードもあります。
その場合はヘッドアンドショルダーなどのパターンになるでしょうからそこで売りを狙っていきます。
今週もお疲れ様。 来週も良いトレードをしましょう。