移動平均線のゴールデンクロス発生の次の日に上がるか株全銘柄で検証

移動平均線のゴールデンクロス発生の次の日に上がるか株全銘柄で検証

「移動平均線クロスはエントリータイミングとして適切なのか?」という事を確認するため「ゴールデンクロスやデッドクロスでエントリーしたあと1日で決済する」を全銘柄でバックテストしました。

移動平均線のゴールデンクロス発生の次の日に上がるか株全銘柄で検証

目次

どんなバックテスト?移動平均線のクロスでエントリーしたあと1日で決済

移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスのサインが発生してエントリーした際、そのローソク足が陽線になるか、陰線になるかを確認することになります。

ゴールデンクロスがエントリータイミングとして適切な場合は、エントリーした直後に利益方向に動く傾向が高くなると仮定できるからです。

移動平均線の期間設定は、サンプル数の多くなる短期線の設定5本、長期線の設定25本で検証しました。

バックテストの結果は以下の通りです。

残念ながら特に優位性は見られませんでした。

 

エントリーに優位性あるかを検証してみる2(先回りエントリー)

あきらめきれないので、さらに検証を続けてみます。

株式の場合、ゴールデンクロスやデッドクロスが発生した銘柄を検索できる便利なサイトがあります。

  • Kabutan(設定は短期5日、長期25日)
  • Yahoo!ファイナンス(設定は短期25日、長期75日)

移動平均クロスは当日の終値が確定した段階、つまり市場が引けた瞬間にクロスしたことが確定します。

そして、クロスが確定すると上記サイトにクロスが発生した銘柄としてピックアップされます。

仮に移動平均線クロスをサインにして売買している人が多くいた場合、翌日の寄りつきには買い(売り)が集中し、ギャップアップ(ギャップダウン)して始まるのではないか?という仮説を立ててみました。

上記を確かめるために

  • 移動平均線のクロスが確定した足の終値でエントリー、次の足の始値で決済

という条件で検証をしてみます。

また、比較のために19-81のクロスというあまり使われなさそうな組み合わせも検証しました。(一般的ではない設定の組み合わせとの差を見るためです)

1点注意が必要なのは、サインが確定した時点(=市場が引けた時点)ではエントリーが出来ないので、実際の売買では正確に再現することは出来ないという点です。実際の売買では終値が確定する前に見込みでエントリーする必要があります。

バックテストの結果は以下のようになりました。

上から

  • 5本移動平均線と25本移動平均線のクロス
  • 25本移動平均線と75本移動平均線のクロス
  • 19本移動平均線と81本移動平均線のクロス

買いがすべての設定でプラスになっているので、優位性が有るように見えます。

しかしこれは「ギャップで上がりやすい」という日本市場の特性によるものだと思われます。

一般的ではない設定、19本-81本というでためな設定と比較してもそれほど差がありませんでした。

ということで、移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスが確定する日の終値で買ってオーバーナイトし、翌日の寄りで決済するという手法は機能しないことが分かりました。

まとめ

今回は移動平均線のクロスオーバーが確定する日の引けでエントリー、翌日の寄りでエグジットという手法のバックテストを全銘柄で行いました。

株の場合、若干の優位性が有るように見える部分がありますが、株式市場の特性による部分が大きく、ランダムにエントリーした場合とほとんど変わらないようです。

以上で「移動平均線のゴールデンクロス発生で買ったらすぐに利益が乗るのか?」の解説を終わります。

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この記事を書いた人

株のスイングトレードを中心に、FXや先物もトレードします。
基本は裁量トレーダーですが、高いバックテストの能力を持っており、システムトレードの良い部分はどんどん取り入れていってます。
複数の戦略ポートフォリオを運用し、市場平均を上回るリターンを市場平均よりも小さなドローダウンで実現するのが僕の仕事です。
AmazonKindleで2冊のベストセラー電子書籍を持つ「プロになるためのデイトレード入門」「日本一即戦力なFX講座」

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