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プロ仕様のピンバーと注意点 プライスアクション講座

By サンチャゴ | 更新日 2020年11月19日

このページでは、サンチャゴのシンプルなプライスアクション手法の売買シグナルの1つ、ピンバーについて解説します。どんなピンバーでも良いわけではありません。プロが使うピンバーの形や発生位置の条件を分かりやすく解説します。

もくじ

  • ピンバーとは
  • ローソク足のヒゲの意味
  • ピンバーはいつも勝てるわけじゃない
  • ピンバーの4つの条件
  • ヒゲと実体の比率が2倍以上
  • 上下のヒゲの比率も2倍以上
  • ピンバーの終値の位置が1本前のローソク足の実体に入り込むこと
  • 割安で買いシグナル、割高で売りシグナルに限定する
  • ピンバーのまとめ

ピンバーとは

ピンバーはプライスアクションの売買シグナルです。

こんな形のローソク足です。

ピンバー

↑これはNZDUSDの1時間足チャートにピンバーが出たら矢印を出してくれるインジケーターを適用してあります。

ピンバーとは、上ひげや下ひげが長いローソク足です。

赤の矢印、下ひげが長いローソク足が買いのピンバー。

青の下矢印、上ひげが長いローソク足が売りのピンバーです。

ローソク足のヒゲの意味

ピンバーの意味合いは、「反転」です。ピンバーは反転シグナルということです。

ローソク足のヒゲは、高値や安値が拒絶されて戻ってしまったことを意味します。

下ひげが長い場合は、そのローソク足の安値が激しく拒絶されて最後は上がったことを示します。だから買いシグナルになります。

一方、上ひげが長い場合はその逆で、そのローソク足の高値付近が激しく拒絶されて最後は下がってしまったということなので売りシグナルとなります。

ピンバーはいつも勝てるわけじゃない

ピンバーを検出できるインジケーターをお好きな通貨ペアのチャートに入れて、ざっと観察してみてください。

ピンバーでエントリーして勝てている場合もあるし、負けている場合もあるし、ほぼほぼ5分5分ぐらいかな?という感じではないでしょうか?

ピンバーは勝てるときも負けるときもあります。

 

僕が過去に全通貨ペアでバックテストした時の結果からすると、勝てるときも負けるときもあって、トータルだとちょっとプラスになるという程度でした。

ばっちり勝てている例だけを切り取って「はい、ピンバー最強ですよね!勝てますよね!」みたいなことを言う人がいるかもしれませんが、相場はそう甘くないので注意しましょう。

とはいえ、上位足のトレンド分析やレジサポ分析をしっかりやって、最後の確認、最後のGoサインとしてピンバーを使うのであれば勝てます。だからピンバーの使い方を覚える価値は十分あります。

ピンバーの4つの条件

髭が付いてるローソク足は全部ピンバーなのでしょうか?

いえ、売買シグナルのピンバーとして認定さらるには、厳しい条件があります。

諸説あるのですが、2020年冬現在、ぼくはこの4つの条件を使っています。

ヒゲと実体の比率が2倍以上

ピンバーのヒゲの値幅が実体の値幅の2倍以上になっている必要があります。

ピンバー 髭は実体の2倍以上

たとえばこのローソク足は、上ひげの値幅が実体の2倍以上になってるので合格です。

髭の長さというのは、高値や安値が拒絶されたときのその拒絶のマグニチュードの大きさを表します。

ですから、ピンバーが売買シグナルとなるには、ある程度大きなマグニチュードの拒絶が起きていないといけないということです。

上下のヒゲの比率も2倍以上

ヒゲは上にも下にも両方ついている場合があります。(というかその場合が多い)

上ひげと下ヒゲの長さが同じぐらいだったらどうでしょうか?

高値と安値が両方とも拒絶されていて、そのマグニチュードも同じぐらいなら、買いと売りの勢力のどちらが優勢なのかよくわかりませんよね。

上下同じぐらいのヒゲだったらピンバーにならない

こんな感じで上下に同じぐらいの長さの髭がある場合は、それ自体は売買シグナルにはなりません。

ということで、少なくとも上ひげと下ヒゲの長さには明確な差があり、その差が2倍以上でなければいけないというルールにしています。

ピンバーの終値の位置が1本前のローソク足の実体に入り込むこと

ピンバーの終値の位置と1本前のローソク足との関係に注目します。

ピンバーの終値が1本前のローソク足の実体の中で終値を付けている場合に有効とするルールです。

ピンバーの終値が1本前のローソク足の実体に入り込む

別の言い方をすると、FXのようなギャップの起こりにくい相場においては、売りのピンバーであればピンバーの実体が陰線であること。また買いのピンバーであればピンバーの実体が陽線であること。という意味でもあります。

ピンバーに限らず、ローソク足読解の基本として↓こういう考え方があります。

新しいローソク足が1本前のローソク足の実体よりも上の値段で終値を付けている限りは強い。

新しいローソク足が、1本前のローソク足の実体よりも上の値段で終値を付けている限りは強い。

逆に、新しいローソク足が1本前のローソク足の実体よりも下で終値を付けている限りは弱い。

逆に、新しいローソク足が、1本前のローソク足の実体よりも下で終値を付けている限りは弱い。

この考え方は重要な考え方なので覚えておいてください。

この考え方をピンバーの条件にも当てはめてみます。

この、上ヒゲのローソク足を見てください。

ピンバー 髭が出ているけど...終値の位置がちょっと...

上ヒゲが出ているから弱そうに見えるので売りのピンバーとしたいところですが、終値の位置を見ると1本前の実体よりも上にあるので、その意味ではまだ強いといえます。

一方、以下のような上ひげのローソク足はピンバーとして合格です。

ピンバー条件3 1本前の実体に入り込んで終値

上ひげで高値を拒絶されているうえに、さらに1本前のローソク足の実体に入り込んで終値を付けているので、ダブルの意味で弱いと言えます。ピンバーの形的な弱さと、1本前の終値との関係の弱さでダブルの弱さです。

ということで、ピンバーの条件3は、1本前のローソク足の実体に入り込んで終値を付ける。です。

割安で買いシグナル、割高で売りシグナルに限定する

次はピンバーがどの辺りで出たか?についての条件です。

僕の場合、過去2、30本の値幅を考慮し、その中で「比較的低い位置で出た買いのピンバー」と「高い位置で出た売りのピンバー」だけを有効とする場合が多いです。

例えば、この売りのピンバーは合格です。

割高価格で出た売りのピンバー

その前の30本程度の値幅の中で比較的高い位置で売りのピンバーが出ているからです。割高で売りのシグナルということです。

一方、この売りのピンバーは不合格になります。

位置が悪いピンバー

形だけはピンバーですが、出る位置が良くありません。

位置が悪いピンバー

過去30本程度の値幅の真ん中あたりで出ているのが分かります。割高の位置で出ていないので不合格とういことになります。

理想をいえば、直近の高値をヒゲだけが抜けている売りのピンバーと、直近の安値をヒゲだけが下回っている買いのピンバーだけを有効としたいところです。しかし、そのルールにするとめったにシグナルが出なくなってしまいまうので、こんな感じの折衷案としています。

ピンバーのまとめ

ピンバーとは、上ヒゲや下ヒゲの長いローソク足である。

ピンバーは反転シグナルとして使われる。

ピンバー単体で売買しても安定して勝てない。上位足の環境分析と組み合わせて最後のGoサインとして使うべき。

サンチャゴのシンプルプライスアクション手法におけるピンバーの条件は4つ。

  • 条件1:髭の値幅が実体の2倍以上
  • 条件2:上下の髭の比率が2倍以上
  • 条件3:ピンバーの終値は1本前のローソク足の実体に入り込むべき
  • 条件4:割高で売りのピンバー、割安で買いのピンバーに限定する

以上でピンバーの解説を終わります。ありがとうございました。

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