大口約定ラインを使ってエントリーの判断をする方法
こんにちは、サンチャゴです。
読者様からこんな質問をいただきました。
大口約定ラインとは何ですか?
どのように使うのですか?
ものすごく分かりやすくお答えします。
そのために、大口約定ラインを使ったトレード手法をこのメールで解説してしまおうと思います。
CTCで解説したシンプルダウ理論手法やRVGS1.0の手法でエントリーを検討する時、僕は大口約定の出方を判断材料の一つとして組み合わせて使うことが多いです。
CTCやRVGS1.0はどちらも、それ単体としても素晴らしいトレード手法です。
しかしそこに大口約定ラインやその密集エリアを使った判断を加えると、さらに良くなります。
大口約定ラインとは
大口約定ラインとは、FXやCFDの場合は、周りと比較して飛び抜けてティックボリュームが大きい1分足の中値(真ん中)を起点として引いた水平ラインのことです。
ティックボリュームがとびぬけて大きかったということは、その1分足の中で大口のトレーダーが大きく取引した可能性が高いと考えられます。
そういった大口約定ラインは、その後の値動きにおいて節目になることが多くあります。大口約定ラインが密集して出た場合は特にそうです。
大口約定ラインをエントリーの判断に使う方法
例えば、上昇トレンドがあるとします。
押し目が出たので、買いエントリーをするか検討しています。
チャートの値動きだけ見ているのであれば、上昇トレンドであり、スイングローを割り込んでいないので、押し目を拾って買うという結論になるかと思います。
ここで大口約定ラインインジケーターを使って大口約定ラインの密集を描画してみて↓このようなラインの密集になった場合、僕は迷わず買いを狙います。
今買いポジションを建てるとすると、その買いポジションを支えてくれるような位置に(サポートになる位置に)大口約定ラインの密集エリアがあるからです。
一方で、↓こんな出方をしている場合、エントリーを一旦見送ることが多いです。
今買いポジションを建てるとすると、その買いポジションの頭を抑え込むような位置に(抵抗になるような位置に)大口約定の密集があるからです。
このように、大口約定ラインの密集が出ている位置と今の価格との関係を確認することができると、「今買いエントリーをすべきなのか?」の判断が格段にしやすくなります。
この大口約定の密集を使った考え方は僕が発明した考え方ではありません。
海外のプロップファームで多く使われている考え方です。
僕はこの考え方を海外のプロップファームでトレードしていた友人に教えてもらいました。僕はその考え方に感銘を受けたので、プログラマーを雇ってMT4のインジケーターに落とし込みました。
そしてそのインジケーターは、サンチャゴのFXツールコースに入っております。