レジサポの超基礎 プライスアクション講座

レジサポとは

プライスアクション手法において、レジスタンスラインやサポートラインは方向性やエントリーポイントを決めるうえで重要な要素となります。このページでは、レジサポの基礎の基礎を解説します。

目次

レジサポとは

レジサポとは

レジサポはどんなトレーダーにとっても重要な知識(スキル)になります。どんな手法でトレードするとしても、FXでも株でも、レジサポはほぼ必ず使います。

勝てているトレーダーでレジサポを使わないトレーダーを見たことがありません。以前マレーシアでお会いしたヘッジファンドトレーダーの方もレジサポを重視しておられました。

レジサポって何かというと、早い話が、

値動きが反転しやすい位置

です。

レジサポとは、レジスタンスラインとサポートラインという言葉の略です。

レジスタンスラインとは、今よりも上の価格に引くラインで、そこで反転して下がりやすいと思われるラインの事です。抵抗線とも言います。

サポートラインとは、今よりも下の価格に引くラインで、そこで支えられて上がりやすいと思われるラインの事です。支持線ともいわれます。

 

レジサポの種類

レジサポには様々な種類があります。

この連載で解説するシンプルなプライスアクション手法で使うレジサポは2種類です。

  • 水平線
  • トレンドライン(トレンドチャネル)

プライスアクション手法 レジサポ

これは、僕が今トレードしているポンドドル(GBPUSD)の週足チャートに水平線とトレンドラインを引いたものです。

こういったレジサポラインを全ての通貨ペアのチャートに引いて、エントリーポイントを探し、下位足を使ってエントリーを狙っています。

今だと、少し前に買いエントリーをしたところです。(なぜ買った分かりますか?)

 

水平線

水平線は、過去を振り返って急激な反転が起きた位置を起点として水平の線を引きます。

そして将来その価格に戻ってくる際には、まずはそこで反転する可能性があるのではないか?という目線で予測します。

水平線

中には、「レジサポを少しでも抜けたらブレークアウトでエントリーしよう」ということを第一に考えるトレーダーも存在します。しかしそういったタイプのトレーダーで成功している人はめったにいません。まずはレジサポでの反転狙いを重視するほうが良いと僕は思います。

トレンドライン(トレンドチャネル)

レジサポには、斜めの線も使えます。

斜めの線はトレンドラインと呼ばれます。

トレンドが出ている状態で、2つの頂点を結ぶと、斜めのトレンドラインが引けます。下降トレンドの場合は、2つのスイングハイを結んで引いたラインです。

斜めのレジサポラインであるトレンドラインも、水平線と全く同じように作用します。その辺りでの反転が期待できるのです。

トレンドラインを引いたら、それと並行のラインをもう1本ひいて反対側に配置すると、トレンドチャネルの完成です。この2本の間を行ったり来たりしながらその道筋に沿ってトレンドが出ていくことを予測できます。

 

レジサポラインにおける2つの反応

水平線でも斜めのトレンドラインでも同じですが、レジサポラインにおける反応の仕方は2つあると考えてください。(もっといろいろありますが、最初はこの2つを意識するのがベストです。)

1つめは、先ほども解説したように、そこで反転するという反応です。

もう一つの反応は、抜けてしまったら逆に作用するという反応です。「逆に作用する」とは、意識されているサポートライン(支持線)を下に抜けてしまったら、それ以降はそこがレジスタンスラインとして作用するようになるということです。

サポートラインをした抜けしたらレジスタンスラインになる

この傾向は斜めのトレンドラインでも全く同じです。

右下がりの下降トレンドラインがレジスタンスラインとして機能していましたが、そこを明確に上に抜けてしまったら、それ以降はそのトレンドラインが逆にサポートラインとして機能しやすくなります。

僕は今、この傾向を利用して、このチャートのGBPUSDで買いエントリーをしています。

この際、週足のトレンドラインだけではなく、日足におけるもう一段下の次元のトレンドチャネルのサポートとの重複で買うようにしました。

週足と日足のトレンドラインの重複

僕はこんな感じでレジサポを使ったトレードを来る日も来る日もひたすら繰り返して生計を立てています。

で、水平線やトレンドラインは具体的にどうやって引くの?そのルールは?

と思われたことでしょう。

ご安心ください。このあと僕のプライスアクション手法を詳しく解説していく中で、レジサポラインの具体的な引き方も詳細に解説していきます。

レジサポの基本 まとめ

このページではレジサポの基本を解説しました。おさらいしておきます。

レジサポは重要である。

レジサポとは値動きが反転しやすい位置である。

この連載で解説するプライスアクション手法で使うレジサポは、水平線とトレンドライン(トレンドチャネル)である。

レジサポでの反応の仕方は2つある。

  • 反転する
  • 明確に抜けたら役割が逆になる(レジスタンスラインはサポートラインに、サポートラインはレジスタンスラインに)

 

サンチャゴのプライスアクション手法のほとんどは、レジサポにおけるこの2つの反応を利用して稼ぐ手法である。

以上でレジサポの基礎に関する解説を終わります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

株のスイングトレードを中心に、FXや先物もトレードします。
基本は裁量トレーダーですが、高いバックテストの能力を持っており、システムトレードの良い部分はどんどん取り入れていってます。
複数の戦略ポートフォリオを運用し、市場平均を上回るリターンを市場平均よりも小さなドローダウンで実現するのが僕の仕事です。
AmazonKindleで2冊のベストセラー電子書籍を持つ「プロになるためのデイトレード入門」「日本一即戦力なFX講座」

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