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株の暴落はいつ起きるか?を予想できるサイン 株暴落ビビ第4回

By サンチャゴ | 更新日 2019年12月7日

株の暴落いつ起きるの?予想するサインは無いの?と思っていませんか?株の暴落がいつ起きるかは個人投資家の成功を大きく左右します。実は株の暴落にはある程度周期があり、また相場全体で暴落が起きるのをある程度の精度で予想できるサインが存在します。

株価暴落を予想する方法

もくじ

  • 株の暴落はいつ起きるのか
  • 株の暴落を予想できるサイン:国債の逆イールド現象
  • 米国債の逆イールド現象
  • 株暴落の先行指標となる逆イールド現象
  • 逆イールド現象直後の株のパフォーマンスはどうか
    • 逆イールド発生後の米国株のパフォーマンス
    • 逆イールド発生後の日本株のパフォーマンス
  • 逆イールドで株価暴落がいつ起きるか予想する方法 結論

株の暴落はいつ起きるのか

2019年に株の大暴落はあるのでしょうか?

正直誰にも分かりません。2018年頃から今年は大暴落が来る!という声があちこちから聞こえてきますが、2019年11月現在、まだ大暴落は起きていません。

株の大暴落の時期を予想するには、そのサインとなる現象を知り、分析する必要があります。

この記事で株の暴落がいつ起きるのか予想してみることにしましょう。

 

株の暴落を予想できるサイン:国債の逆イールド現象

株の暴落を予想するサインとしてもっともよく使われるのは、米国債の逆イールド現象です。

米国債の逆イールドとは、長期国債の金利よりも短期国債の金利が高くなってしまうめずらしい現象のことです。

逆イールドといのはなぜ珍しいのでしょうか?

例えばあなたが他人にお金を貸す場合を考えてみましょう。他人に10年間お金を貸す場合と、2年間お金を貸す場合、あなたはどちらの場合に高い金利を要求しますか?もちろん長期間お金を貸す方がいろんなリスクが増えるので高い金利を要求したくなりますよね。

お金が返ってこなくなるリスクや、お金が急に必要になってしまうリスクなど、お金を貸す期間が長くなればなるほどリスクは増えます。

それは国にお金を貸す場合でも同じです。国債を買うということは国にお金を貸すということです。

お金を貸す立場からすると、リスクが高い案件では高い金利を要求したいというのが普通です。それなのに、長期国債のほうが、短期国債よりも金利が低くなるのはおかしなことなのです。

この逆イールド現象、実は過去に何度も起きています。そしてそのタイミングと株価大暴落のタイミングにはどうやら相関性があるようなのです。

しかも、逆イールド現象が先に起きて、その後で株式市場の大暴落が起きる。つまり逆イールド現象が株価大暴落の先行指標となっているということです。

本当にそうなのでしょうか?自分の目で確かめてみることにしましょう。

 

米国債の逆イールド現象

まずは逆イールド現象が分かるチャート画像を見てみましょう。

米国債の逆イールド

これは、10年国債(長期国債)の金利 - 2年国債(短期国債)の金利をチャートに表示したものです。

赤のラインが0ラインです。長期国債の金利 - 短期国債の金利がマイナスになるということは、長期国債の金利よりも短期国債の金利の方が大きくなっているということ、つまり逆イールド現象が起きているということです。

1985年頃以降で言うと、4回逆イールド現象が起きています。4回目はつい最近起きました。

このチャートの動きを見れば分かりますが、ある程度一定の周期で、同じようなレンジの中を行ったり来たりしています。

逆イールドが終わってからから次の逆イールドが起きるまでの周期としては、3000日~4500日ぐらいの周期になっているようです。

株暴落の先行指標となる逆イールド現象

そしてここからが我々投資家にとって重要なのですが、逆イールド現象は株式市場の暴落を予想できる先行指標になっているようなのです。

このチャートを見てください。先ほどの逆イールドのチャートの下に、米国株(Dow)と日経平均の値動きを表示したものです。

株暴落の先行指標となる逆イールド

逆イールド現象の発生から600日~700日ほど後に株式市場が高値を付け、そこから暴落が始まる傾向があります。

リーマンショックの前も、インターネットバブルの前も逆イールド現象が起きていました。

逆イールド現象の発生のあとすぐに株が暴落するということではなく、かなりの2年近いタイムラグの後に株式市場が暴落するということになります。

逆イールド現象直後の株のパフォーマンスはどうか

タイムラグがあるとはいえ、逆イールドが株価暴落の先行指標になっているのであれば、逆イールド発生で株を空売りしたら儲かるんじゃない?と思いますよね。

結論から言うと、勝てるようです!

Excelを使って検証してみました。

逆イールド発生後の米国株のパフォーマンス

1988年以降で逆イールド発生から時間が十分に経過していて結果が分かっているのが3件あります。

1988年12月

1998年5月

2005年12月

です。

それぞれの逆イールド発生日を起点として、1000日間のリターンを調べてみました。リターンというのは、株価が何パーセント上下したかです。

下の表の左から3列目がそうです。

逆イールド後1000日のリターン米国株

1988年12月の逆イールド発生後の1000日は株価が55%も上がっているので、株暴落のシグナルではなかったことが分かります。

それ以外の逆イールド発生ではマイナス(赤の棒グラフ)になっているので、逆イールド発生後に株価が下げたことを意味しています。

逆イールド発生ですぐに空売りして1000日で決済した場合、2勝1敗ですが、1988年の負けが大きいのでトータルでは損になります。

数値で言うと3回のトータルがプラス38%ですので、その分だけ空売りだと負けます。

逆イールド発生から株暴落まではタイムラグがあることが分かっているので「すぐに空売りしても勝てないだろ」という感じですね。

ではタイムラグを考慮して検証してみます。逆イールド発生から600日後から400日のリターンを調べてみしょう。

逆イールド発生の600日後から400日のリターン

1988年12月の逆イールドからのリターンはまだプラスになっているので空売りで負けていますが、全体的にかなりプラスが小さくなり、マイナスの値が大きくなりました。トータルで-37%です。

やはり逆イールド発生から株の暴落発生までのタイムラグを意識して空売りを仕掛けるとトータルで大きく勝てています。

逆イールド発生後の日本株のパフォーマンス

次に逆イールド発生後の日経平均の動きを調べてみます。

米国で逆イールドが発生してから1000日のパフォーマンスはどうでしょうか。

逆イールド発生後の日本株のパフォーマンス

3回中3回ともマイナスになっています。米国の逆イールド現象が発生直後に日経平均先物を空売りして1000日保有したら23%~40%ぐらいの利益が出たということになります。

では、タイムラグを考慮した検証も追加してみます。

逆イールド発生後600日後を起点として400日間のリターンです。

逆イールド発生後タイムラグを考慮した日経平均のパフォーマンス

こちらは、タイムラグを考慮しない方法とほとんど変わりませんでした。若干マイナスが小さくなりました。

タイムラグの期間を少し短くしてみたらどうでしょうか。

逆イールド発生から400日経過後から400日のリターンを見てみます。直後から800日のリターンと比較します。

800日後のリターンと400日後から400日のリターンを比較

タイムラグを400日に設定するとかなり空売りのパフォーマンスが上がるようです。空売り3回のトータルで130%のリターンです。

逆イールド直後に空売りして800日保有のリターンは103%でした。

いずれにせよ、米国の逆イールド現象は日経平均の暴落が起きるタイミングの先行指標として使えるということが言えそうです。

逆イールドで株価暴落がいつ起きるか予想する方法 結論

今回の検証で、米国債の逆イールド現象が株価暴落のタイミングを予想するための先行指標として役に立ちそうだということが分かりました。

米国債の逆イールド現象が起きたら以下のようなことを検討すべきでしょう。

米国株はまだしばらく上がりそうだと考え、600日ぐらい待ってから米国株の利食いや空売りを検討する。

日本株の場合はすぐに持ち株の売却や空売り戦略を検討し始めてもいいかもしれないが、400日ぐらいのタイムラグを考慮するともっと良い結果になる可能性が高い。

以上で、株価の暴落がいつ起きるか予想する方法の解説を終わります。

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