このページでは、スプレッドとは何か?を簡潔に分かりやすく解説します。
FX市場の仕組みとして、ASK価格はBID価格よりも上にあり、我々は常に高い方の価格で買い、安い方の価格で売ることになります。
このASK価格とBID価格の差を、スプレッドと呼びます。
このチャートはUSDTRYのチャートです。
USDTRYのスプレッドを計算してみましょう。
スプレッド = ASK価格 - BID価格
=5.71558トルコリラ – 5.71222トルコリラ
= 0.00336トルコリラ
となります。
0.00336トルコリラが、USDTRY(米ドル/トルコリラ)の通貨ペアを取引する際のスプレッドとなります。
このスプレッドが我々にとっては取引コストとなります。
逆にスプレッドはFX業者と、注文を流す先の投資銀行にとっては利益の源泉となります。
FX業者におけるスプレッドは非常に狭い(安い)です。
海外の両替カウンターで支払うスプレッドは下手するとこの100倍~数百倍ぐらいになります。
FX業者が我々の小口取引をたくさんを束ねて1まとめにして、投資銀行が運営している低コストなインターバンク市場に注文を取り次いでいるからこのような安い取引コストで済みます。ほんと、ありがたいですね。
僕は今マレーシアにいるんですが、両替ショップでFXをトレードしているインド出身のマレーシア人に会ったことがあります。FX業者で取引したらいいのに…
以上がFXにおけるスプレッドについての解説となります。